MOKO/もこ が気になる! 「マッスルスーツエブリィ」

先日開催された第5回ロボデックス ロボット 開発・活用展(主催 リード エグジビション ジャパン株式会社)に行ってきました。
会場内を見て回るうち、ある一つのブースが気になりました。

「腕上げ作業が楽になる! 2021年、春。マッスルスーツに、腕誕生」

腕上げ作業? 腕誕生?
これって、何?

わからないことは聞いてみましょう。
ということでお話を伺いました。

そもそもマッスルスーツについても、詳しいことは知らない私。まずそこから説明していただきました。
工場や農作業などの時、重いものを運ぶ時など、このマッスルスーツエブリィを身に付けると、その作業がとても楽になるとのこと。
話を聞いてもすぐには信じられないので、実際に装着させてもらいました。
重さは4キロ弱、でも簡単に付けられ重さは感じませんでした。
そして重いものを持ってみると、あらっ不思議、グーンと軽く感じ、持ち上げるのが大変だったものを楽に持ち上げることが出来ました。

でも工場で働くわけではない人々にとっては特に必要ないのではと思ったのですが、実は介護の現場や雪国などでも使われているそうです。
たしかに、寝ている方を起こすのはとても大変で、下手すると腰を痛めてしまうという話もよく聞きます。これを付けても、特に違和感は無いし、作業が楽になるなと思いました。

以前は50万円以上していたとのことですので、一般の家庭ではなかなか買うことは出来なかったと思いますが、今では他のメーカーも出てきたことなどもあって、約13万円になっているそうです。出来れば10万円以下にしたいともおっしゃっていました。勿論10万円でも高価なものですが、腰を痛めることが少なくなるのなら欲しいという方もいらっしゃるでしょうね。

そして、最初の腕上げ作業が楽に、というのはこの応用で、ずっと腕を上げて作業しなければならない人たちのためのものだそうです。
これは実際に装着はしてみませんでしたが、きっと同じように楽になると思います。

科学の進歩によって、また研究する方々の努力によって、色々と私たちの生活を楽にしてくれるものが日々開発されていると実感しました。
そんな中で私たちに出来ることは、どのような場面で使えるのか、それを考えることなら私でも出来そうです。考えてみたいと思います。皆さんも考えてみてくださいね。

MOKO/もこ

「観光施設の混雑状況をリアルタイムに確認」(広島県)

新型コロナウイルスは、まだまだおさまらないものの、色々な施策もあり、そろそろどこかに行きたいなと思っている方も多いでしょうね。
でもそんな時気になるのが行った先の混雑状況と感染防止の対策ですね。

そんな中、広島県では観光施設の混雑状況をAIカメラて見える化する、ネットでリアルタイムで確認出来るようにしました。
まだ確認出来る施設は少ないのですが、もっと広がるといいですね。

令和2年10月現在のAIカメラ設置施設は、
*広島市の広島県立美術館
*広島市の平和記念資料館
*呉市の大和ミュージアム
とのことです。

その他にも、宮島のトイレの場所や使用状況ものっていました。
また、今は一時停止していますが、宮島口駐車場や観光施設でも準備されているようです。

ひろしま観光ナビ・各施設の混雑状況、で調べてみてください。

[資料提供 一般社団法人 広島県観光連盟]

「世界遺産 富岡製糸場の国宝・西置繭所」グランドオープン(群馬県)

2014年6月に、世界遺産に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」。
同じ年に、富岡製糸場の繰糸所と東西2棟の置繭所が国宝に指定されました。
その国宝・西置繭所が足掛け6年に渡る保存整備工事を終え2020年(令和2年)10月3日にグランドオープン、その全貌が公開されました。

富岡製糸場は、明治5年に日本で最初の官営模範工場として誕生、繭から絹糸を作る工場で、完成当時は世界一の製糸工場となりました。日本各地から多くの人が訪れて働いたり見学したり、その知識や技術は各地に伝わり、全国で良質の生糸がたくさん作られるようになったのです。
その後富岡製糸場は民営化され、経営者も変わったものの、昭和62年まで一貫して製糸工場として稼働し続けました。まさに、その操業の歴史は日本の近代製糸発展の象徴でした。

良い生糸を作るには、当然そのもととなる繭が大事です。その繭を置いていた場所が2棟の繭倉庫、そのうちの1棟が西置繭所です。

この西置繭所が、ハウス・イン・ハウスという手法で保存整備されました。外観は、年間生産量が最大だった1974年(昭和49年)当時の様子を復元、その内部はガラスで囲まれ、現代にいながら過去の富岡製糸場西置繭所の有様を間近に見ることができるのです。

そして2階に上がると、そこには大きな繭を入れた袋が積まれています。なんとその重さは15キロもあったというのですから、驚きました。
そしてここに、たぶん日本初ではないかと思われるものがあります。
創作浪曲による音声ガイドです。かつてなにわぶしと言われ、たくさんの人々が高座やラジオで親しみ楽しんだ浪曲、その歴史は富岡製糸場の歴史とかぶります。
メインガイドで解説を聞き知識を得て、浪曲によるスペシャルガイドの物語で、かつての時代におもいをはせることができます。

そして富岡製糸場に行ったら、富岡の町も是非みてきてください。

まずは駅前にある、群馬県立世界遺産センター・「世界を変える生糸の力」研究所。
ここで、ちょっと予備知識を入れておくと、富岡製糸場をより楽しむことが出来ます。

そして町のあちこちには、小さな張り紙のようにそれぞれの通りの名前の由来などが書かれた富岡まちてくサインがあります。探してみてください。
歩き疲れたら小さな公園もあちこちにありますので一休みもOK。

そして、10月11日日曜日には、「とみおかキッチンフェス」が富岡市役所前のしるくひろばで開催されます。市内の各店から美味しいものが大集合です。

また、第2回日本の世界遺産をえがく 全国絵手紙公募展も行なっています。応募締切は、10月30日金曜日です。

富岡の町と富岡製糸場、令和の今と明治のタイムトリップを楽しんでみてはいかがでしょうか。

そうそう、メインガイドも浪曲のスペシャルガイドもアプリからのダウンロードです。スマホ用のイヤフォンも忘れないでくださいね。