「和モダン 銘仙着物の華やぎ」展開催中(東京都)

江戸時代以来、日常的な衣服として用いられた絹織物、銘仙。

この展覧会では、大正時代から昭和にかけて盛んに生産された華やかでモダンなデザインの銘仙着物を見ることができます。

◆ 開催期間:開催中 〜 2025年(令和7年)11月30日(日)

◆ 開催場所:共立女子大学博物館(東京都)

◆ 問合せ:共立女子大学博物館

11月18日火曜日には、学芸員による作品の解説のギャラリートークが行われます。

また実際に銘仙を着てみたいという方には、栃木県足利市で「銘仙選びが楽しめる 〜着物で足利のまちあるき」というイベントが、足利まちなか遊学館(栃木県足利市)で開催されます。こちらのイベントの問合せ先は、足利市観光まちづくり課です。

以上

「山姥切国広展 〜名匠の軌跡、名刀の誕生」開催中(栃木県)

足利市立美術館開館30周年「国広、本作長義と出会う。」

◆ 開催日:開催中 〜 2025年(令和7年)3月23日(日)(観覧には、ホームページからの事前予約が必要です)

◆ 開催場所:足利市立美術館(栃木県足利市)

◆ 問合せ:足利市立美術館

天正18年(1590)に、一年ほど足利の地に滞在したと言われる国広、後に京都に住み堀川国広として数多くの刀を打ちました。

その中でも名刀といわれるのが、今回展示されている山姥切国広です。

この刀は、当時の足利領主・長尾顕長が北条氏直より拝領した《本作長義》の写しと言われます。写しでありながら、本作長義と共に重要文化財に指定されています。

この二口の刀が足利の地で集うのは435年ぶり、もしかしたら作刀されてから初めてのことかもしれません。

また会場には、同じく足利で作刀した《布袋国広》をはじめ、国広ゆかりの刀十七口も展示されています。

その他足利市内では、史跡足利学校企画展として「足利の製鉄と足利学校打の刀」の開催、商工会議所では足利市民所蔵の刀の展示、画家田崎草雲ゆかりの地にある草雲美術館にも刀が展示されています。

この機会に合わせてご覧になると良いと思います。

[資料提供 栃木県東京事務所 とちぎのいいもの販売推進本部]

「天下泰平の竹あかり」開催(静岡県)

日光東照宮の夜間拝観、そして博物館も特別に夜間も開館します。

ただし1日800名限定です。

◆ 開催日:2024年11月29日(金)、30日(土)

◆ 開催場所:日本平ロープウェイ、久能山東照宮(静岡県静岡市)

◆ 問合わせ:静岡鉄道株式会社 日本平ロープウェイ

夜6時から9時(最終入場は午後8時)まで、ロープウェイと東照宮拝観、博物館入館のセット券も発売されています。

博物館では、徳川家康公所用の「白檀塗具足」をはじめとする歴代15代将軍の甲冑を特別展示する、国宝・久能山東照宮 徳川歴代将軍名宝展を開催しています。

9月から行っていた夜間拝観や夜間開館もあと2日間だけになりました。この機会に、いかがでしょうか。

[資料提供 公益社団法人静岡県観光協会 東京観光営業所]

「企画展 猫を愛でたい」開催中(茨城県)

江戸時代から現代までの浮世絵、日本画、彫塑作品など魅力的な猫の作品約100点を紹介しています。

◆ 開催日:開催中 ~ 2024年(令和6年)12月8日(日)

◆ 開催場所:茨城県天心記念五浦美術館(茨城県北茨城市)

◆ 問合わせ:茨城県天心記念五浦美術館 展覧会担当

あなたは犬派ですか、それとも猫派?

私は犬派なのですが、世の中には猫派の人の方が多いような気がします。

それは作家も同じとみえて、著名な作家たちが数多くの猫をモチーフにした作品を残しています。

今回の見どころの1つは、菱田春草の「黒猫」ですが、その他にも、下村観山、木村武山らが描いた作品が展示されています。

そして作品を見るだけではなく、参加することもできます。来館者から募集した猫ちゃんフォトを動画にして紹介する「うちの猫自慢」です。

また猫に関するものを身につけて行くと、団体割引が適用される「にゃん割」も実施しています。

[資料提供 茨城県営業戦略部東京渉外局]

「竹久夢二代表作 黒船屋 肉筆特別公開」(群馬県)

大正時代を中心に活躍した画家・竹久夢二、生涯の傑作と言われる「黒船屋」が描かれたのは大正8年(1919)でした。最愛の恋人・彦乃が結核にたおれ、会いたくても会えない悲しみの中で描かれた夢二の最高傑作と言われています。

その黒船屋が年に一度、夢二の誕生日である9月16日を中心に2週間、特別室・蔵座敷で公開されます。

解説員による案内付きの、予約制での特別公開です。

◆ 開催日:2024年(令和6年)9月10日(火)~ 23日(月、祝日)

◆ 開催場所:竹久夢二伊香保記念館(群馬県渋川市)

◆ 問合せ:竹久夢二伊香保記念館 学芸課

竹久夢二は、明治17年(1884)生まれ、今年は生誕140年です。

その記念企画として、誕生日当日の16日だけは予約をしないでも見ることが出来ます。ただし、この日は解説員による解説はありません。

蔵座敷は、部屋全体の色調やデザインなど、細部にわたり「黒船屋」が、最も美しく見えるよう設計された特別室です。

夢二が愛した、想い出の地伊香保で、黒船屋のためのオーダメイドの部屋で、その肉筆画を楽しんでみませんか。

【資料提供 群馬県東京事務所 政策調整第二係】