「竹久夢二代表作 黒船屋 肉筆特別公開」(群馬県)

大正時代を中心に活躍した画家・竹久夢二、生涯の傑作と言われる「黒船屋」が描かれたのは大正8年(1919)でした。最愛の恋人・彦乃が結核にたおれ、会いたくても会えない悲しみの中で描かれた夢二の最高傑作と言われています。

その黒船屋が年に一度、夢二の誕生日である9月16日を中心に2週間、特別室・蔵座敷で公開されます。

解説員による案内付きの、予約制での特別公開です。

◆ 開催日:2024年(令和6年)9月10日(火)~ 23日(月、祝日)

◆ 開催場所:竹久夢二伊香保記念館(群馬県渋川市)

◆ 問合せ:竹久夢二伊香保記念館 学芸課

竹久夢二は、明治17年(1884)生まれ、今年は生誕140年です。

その記念企画として、誕生日当日の16日だけは予約をしないでも見ることが出来ます。ただし、この日は解説員による解説はありません。

蔵座敷は、部屋全体の色調やデザインなど、細部にわたり「黒船屋」が、最も美しく見えるよう設計された特別室です。

夢二が愛した、想い出の地伊香保で、黒船屋のためのオーダメイドの部屋で、その肉筆画を楽しんでみませんか。

【資料提供 群馬県東京事務所 政策調整第二係】