「桑の実摘み」開催(山梨県)

先ごろ某テレビドラマで、山梨県の養蚕業が取り上げられていました。
山梨県だけではなく、東京でもまたほかの地域でも、かつては養蚕が多く行なわれ、年配の方の中には桑の実をこっそり食べたけれど、口の周りが真っ赤になって見つかり怒られたという経験を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

そんな幼い頃の思い出、またはドラマの世界を体験してみませんか。

◆ 開催日:2019年(令和元年)5月31日(金) 〜 6月9日(日)

◆ 開催場所:登美農園(山梨県甲斐市)

◆ 問合せ:甲斐市商工会

旬な桑の実を味わえるのは、この10日間だけとか。
かつて養蚕業が栄え、今もたくさんの桑畑が残されている甲斐市で、甲府盆地と富士山を見ながら桑の実摘みを楽しむことが出来ます。

よく冷えた桑の葉茶の飲み放題や養蚕体験コーナーで蚕が桑の葉を食べる様子を観察したり、手に取ってみることも出来ます。

甲斐市には、武田信玄の治水の遺構・信玄堤 三社神社や、安藤忠雄設計のモダンな駅舎・JR竜王駅舎、日帰り温泉もあります。
合わせてお楽しみください。

[資料提供 公益社団法人やまなし観光推進機構]

「田舎館田んぼアート」開催(青森県)

27回目を迎える、青森県田舎館村の田んぼアートが今年も開催されます。

◆ 開催日:2019年5月27日(月)から 10月6日(日)

◆ 開催場所:田舎館村役場 東側水田ほか(青森県南津軽郡田舎館村)

◆ 問合せ:田舎館村役場企画観光課

今では日本各地で行われている田んぼアートの中でも、青森県田舎館村の田んぼアートは、今年で27回目というのですから、先駆けになるのでしょう。

田舎館村は、津軽平野の中央に位置し、稲作の歴史も古く、また良質な米の出来る場所でもあります。かつて田んぼ10aあたりの収穫量で日本一になったこともある、まさに米づくりの村です。

そんな田舎館村で、色が異なる約9種の品種を使い、また遠近法を駆使して描かれる田んぼアート。その作品は毎年訪れる人を魅了してきました。
しかも、その作業は、田植えから稲刈りまで、全て手作業で行われています。

5月27日日曜日に行なわれる田植えには、一般の人も参加出来ます。

そして、一番の見頃は、稲の色の濃淡がはっきりする7月中旬から8月中旬、自分が植えた稲がどのように育ったかを見に行くのも、また楽しみですね。

[資料提供 青森県東京事務所]

「第3回 ながの獅子舞フェスティバル」開催(長野県)

伝統芸能の次世代への継承を目的にはじまり、今回で3回目を迎える「ながの獅子舞フェスティバル」。
大迫力の勇敢な獅子たちが共演。

◆ 開催日:2019年(令和元年)5月3日(金・祝)

◆ 開催場所:善光寺表参道、長野駅善光寺口駅前広場(長野県長野市)

◆ 問合せ:長野市文化スポーツ振興部

今年は長野県内から81の神楽、獅子舞保存継承団体が参加します。
地域の伝統芸能である獅子舞をそれぞれが入れ替わり立ち代わり披露してゆきます。神楽屋台の展示を見たり、お囃子の体験をしてみるのも楽しそうですね。

[資料提供 一般社団法人長野県観光機構 銀座NAGANO観光情報センター]

「ジュエリーマスター展」開催中(山梨県)

かつて水晶が産出したことをきっかけに発達した山梨県のジュエリー産業。それを担っている職人たちの作品を堪能出来ます。

◆ 開催日:開催中 〜 2019年5月27日(月)

◆ 開催場所:山梨ジュエリーミュージアム(山梨県甲府市)

◆ 問合せ:山梨ジュエリーミュージアム

中には国宝の修理もするほど、優れた技術を持つ山梨県の宝飾の職人。その中でも、特に選ばれたジュエリーマスターの作品を展示しています。

そして作品だけではなく、作品を作るデザイン画なども見ることが出来ます。

優れた技術によって作られた宝飾品というと、どこか遠いもののように感じることがあります。
でも、今回展示されている作品は、ジュエリーマスターたちの「身につけてほしい」という想いが伝わってくるものばかりでした。
そんな彼らの想いを直接感じてみてください。

また同じ会場では、「ジュエリーを楽しむ2 魅惑のゴールド」展も開催中。(2019年6月10日まで)
ゴールドといえば、大昔から最も珍重されてきた希少な貴金属ですが、このゴールドさえも、どこか身近なものに感じるのは、これも職人たちの技術ゆえではないでしょうか。
この展覧会のために、一つ一つ集められた貴重な作品の数々を同時に見ることが出来る数少ない機会です。

7年に一度「神峰神社大祭禮」開催(茨城県)

時は元禄、水戸二代藩主・徳川光圀公の時代から300年以上継承されてきた神峰神社大祭禮。
4町すべての山車が公開されるのは、7年に1度です。

◆ 開催日:2019年5月3日(金)〜 5日(日)

◆ 開催場所:大雄院通り(茨城県日立市)

◆ 問合せ:日立市郷土博物館、神峰神社社務所

高さ15メートル、幅3〜8メートル、奥行き7メートル、重量5トンの巨大なからくり式山車の上で、約10人の囃子手と約30人の人形の操り手によるからくり人形芝居が披露されます。
そして、山車をひく人数はなんと200人以上。

その山車が、7年に一度の神峰神社大祭禮で、4台同時に公開されるのです。

[資料提供 茨城県東京事務所]