「箱根スイーツコレクション 2013秋」開催(神奈川県)

箱根エリアの美術館やホテル、飲食店など34店舗が箱根の新しい魅力をスイーツで提案するキャンペーン「箱根スイーツコレクション2013秋」。
今回は、富士山の世界文化遺産登録を記念して「富士山スイーツ」をテーマに実施されます。

◆ 開催日:2013年9月1日(日) ~ 11月10日(日)

◆ 開催場所:箱根エリアの34店舗(神奈川県・箱根)

中でも、仙石原にある箱根ラリック美術館のカフェレストラン「LYS」が提供するのは、“足柄 イチジクとゆずの球体モンブラン”。
アーモンドクリームを混ぜ込んだタルトに、小田原産ゆずのクリームとジャムを包み込んだ球体の栗のモンブランが乗っています。上には足柄イチジクとメレンゲ、周りには雲のような綿菓子をあしらい、雲海に浮かぶ朝焼けの富士山をイメージ。ちょっとお酒をきかせたモンブランの甘さと、ゆずの爽やかな酸味がマッチした、大人も楽しめるスイーツです。

例年、箱根ラリック美術館の庭園は、10月下旬から11月中旬まで紅葉が見頃を迎えます。
美術館の庭園、ショップ、レストランのみ利用の場合は、入館料なしで入場できるため、気軽に立ち寄って庭園内の散策を楽しむことができます。ラリックが愛し、多くの作品にモチーフとして取り入れた“自然”。この自然あふれた約4,000坪の広大な敷地には、高さ20メートル以上もあるケヤキやイチョウ、モミジなど広葉樹の大木が多数あり、毎年すばらしい紅葉を見ることができます。

「和船大図鑑」開催中(埼玉県)

荒川をつなぐ舟・ひと・モノとサブタイトルがついています。

◆ 開催日:開催中 〜 2013年9月1日(日)

◆ 開催場所:埼玉県立川の博物館 (埼玉県大里郡寄居町)

◆ 問合せ:埼玉県立川の博物館

古くから人々の暮らしに重要な役割を果たして来た川。
その川の交通手段として活躍して来たのが和船という日本独自の船です。

一時は衰退したものの、いままた新しい観光ツールとして注目されている和船の色々を見ることができます。

[資料提供 埼玉県産業労働部観光課]

「生誕250周年 谷文晁」展 開催中(東京都)

江戸後期の関東画壇で中心的役割を担った絵師・谷文晁。
その生誕250周年を記念し文晁と親しく交わった人々との交流を軸に、画業と功績を紹介しています。
また、サントリー美術館所蔵の谷文晁筆「石山寺縁起絵巻」も修復後、初公開されています。

◆開催日:2013年7月3日(水) ~ 8月25日(日)

◆開催場所:サントリー美術館(東京都港区 六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階)

◆問い合せ:サントリー美術館

この絵師、何者!?

関東南画の大成者として知られる谷文晁ですが、同時に狩野派や円山四条派、土佐派そして洋風画も学び、その多作と多岐にわたる様式は、谷文晁の活躍ぶりを伝えています。しかし、その多彩さのためか、谷文晁を紹介するこれだけの規模の展覧会の開催は、東京では80年ぶりとなりました。

序章 様式のカオス

第一章 画業のはじまり

第二章 松平定信と『集古十種』 -旅と写生

第三章 文晁と「石山寺縁起絵巻」

第四章 文晁をめぐるネットワーク -蒹葭堂・抱一・南畝・京伝

谷文晁の作品だけでなく、彼と交流のあった人々の数々の作品を見ることが出来るのも、この展覧会のみどころの一つですが、私からのお薦めは、谷文晁の画帖や写生図です。
谷文晁は、彼の弟子たちに、「まず古風の模写から始め、次に実物についてその形象を極め、最後にその写生を超越して個人様式を完成するよう」指導したといわれています。この展覧会では、文晁自身が描いたスケッチも多く見ることが出来ます。

毎週土曜日には、子供から大人まで楽しめるやさしい展示解説・フレンドリートークが行われています。

[資料提供 サントリー美術館]

「北斎の冨嶽三十六景」展開催。(山梨県)

富士山世界文化遺産登録に向けて 全46点一挙公開。

開催日:平成25年6月15日(土) から 7月8日(月)

開催場所:山梨県立博物館(山梨県笛吹市)

問合せ:山梨県立博物館

様々な富士山を描いた葛飾北斎。彼が描いた「冨嶽三十六景」は、世界で最も有名な富士図とも言えるのではないでしょうか。
この展覧会では、46点全てを一挙に公開します。

また、展示の他に講演会や伝統木版画摺り実演、かいじあむ子ども工房「立体浮世絵を作ろう」などイベントも開催されます。

[資料提供 公益社団法人 やまなし観光推進機構]

「『もののあはれ』と日本の美」開催中(東京都)

「もののあはれ」とは、平安時代から使われてきた言葉で、人生の機微や四季の自然の移ろいなどに触れた時に感ずる、優美で繊細なしみじみとした情趣のこと。

◆ 開催日:開催中〜2013年6月16日(日)まで

◆ 開催場所:東京ミッドタウン サントリー美術館(東京都港区)

◆ 問合せ:サントリー美術館

自然の美しさを描いた絵巻や屏風、漆器や陶磁器などから平安時代以来の美術の流れを辿り、日本の美の根底に息づく「もののあはれ」をめぐる美的理念や、自然の移ろいに心動かされた人々の思いを明らかにしています。

抒情豊かな美術の世界を楽しめます。

第一章 「もののあはれ」の源流 貴族の生活と雅びの心

第二章 「もののあはれ」という言葉 本居宣長を中心に

第三章 古典にみる「もののあはれ」 『源氏物語』をめぐって

第四章 和歌の伝統と「もののあはれ」 歌仙たちの世界

第五章 「もののあはれ」と月光の表現 新月から有明の月まで

第六章 「もののあはれ」と花鳥風月 移り変わる日本の四季

第七章 秋草にみる「もののあはれ」抒情のリズムと調和の美

第八章 暮らしの中の「もののあはれ」 近世から近現代へ

毎週土曜日には、子供から大人まで楽しめるやさしい展示解説・フレンドリートークが行われます。

20130519-101658.jpgおもしろびじゅつ帖

[資料提供 サントリー美術館]