「初代国立劇場さよなら特別公演」第一部開催(東京都)

1966年(昭和41年)に開場した初代国立劇場は、今年(2023年)10月末で、建て替えのため閉場します。

その最後の2ヶ月間、9月・10月の公演として近松半二作の通し狂言「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)が通し上演されます。

9月には第一部として、序幕 春日野小松原の場、二幕目 太宰館花渡しの場、そして三幕目の吉野川の場の上演です。

国立劇場と言えば、夏になると歌舞伎教室が開かれ、ここで初めて生の歌舞伎を観たという人も多いかもしれません。

そんな思い出の劇場の最後の公演を観てはいかがでしょうか。

◆ 開催日:2023年9月2日(土) ~ 26日(火)

◆ 開催場所:国立劇場 大劇場(東京都千代田区)

◆ 問い合せ:国立劇場チケットセンター

「石岡のおまつり(常陸國總社宮例大祭)」開催(茨城県)

関東三大祭の一つともいわれる、常陸國總社宮の例大祭です。

◆ 開催日:2023年(令和5年)9月16日(土) 〜 18日(月・祝)

◆ 開催場所:JR常磐線 石岡駅前中心市街地、常陸國總社宮(茨城県石岡市)

◆ 問い合せ:石岡市観光協会

格式高い大神輿をはじめ、絢爛豪華な山車、勇壮な幌獅子が40台以上も市内を巡行します。

16日には神幸祭、17日には奉祝祭、18日には還幸祭が行われます。
17日の奉祝祭では、午前中から常陸國總社宮で奉納相撲や明神神輿発興祭、巫女舞・染谷十二座神楽を開催。そして午後になると駅前通りで幌獅子大行列や山車大行列が行われます。

【資料提供 茨城県営業戦略部東京渉外局】

新潟市に、お酒を学ぶ新スポット誕生。(新潟県)

新潟市西蒲区の酒蔵笹祝酒造に、日本酒の魅力を学べる体験型施設が誕生しています。

麹の特性やおいしい使い方を学べる、塩麹づくりワークショップや麹の観察なども出来ます。
大人には、酒蔵見学や日本酒試飲、子供やアルコールが駄目という方には麹ドリンクもおすすめです。

【資料提供: 新潟県東京観光センター】

「7月2日は谷川岳の日」(群馬県)

群馬県みなかみ町では、7月2日に山開きの日として、様々なイベントを行います。

まず早朝3時半には、谷川岳インフォメーションセンターが開館。かがり火を灯して訪れる人々をお迎えするキャンドルタワーをはじめ、豚汁のふるまい、記念品や観光パンフレット配布が行われます。

そして4時からは、山開き神事「安全祈願祭」を開催。

谷川岳ロープウェイも、この日は早朝特別運行で5時から乗ることが出来ます。

谷川岳山頂・肩ノ小屋でも、先着の人数に限りはありますが、豚汁ふるまいや記念木札を配布。

そして11時になると、谷川岳一ノ倉沢出合でアルプホルン演奏会や、ケーナ演奏会も開催されます。

普段は無人駅の土合駅舎内では、朝9時から午後2時まで朝市を開催、地元のグルメを堪能出来そうです。

【資料提供:群馬県東京事務所 政策調整第二係】

「歌麿と北斎 時代を作った浮世絵師」開催中(神奈川県)

箱根町小涌谷にある岡田美術館は、今年の秋開館10周年を迎えます。その記念展の第2部として現在開催しているのが、「歌麿と北斎 時代を作った浮世絵師」です。

◆ 開催日:開催中 ~ 2023年(令和5年)12月10日(日)

◆ 開催場所:岡田美術館(神奈川県 箱根町小涌谷)

◆ 問い合せ:岡田美術館

開館10周年記念展では、これまでの展覧会で特に人気の高かった画家4人に、焦点を当てています。第1部では、若冲と一村を取り上げました。

そして現在開催中の第2部では、浮世絵師の喜多川歌麿と葛飾北斎の作品の数々を紹介しています。

特に見どころは、歌麿と北斎の美人画対決。会場には、この2人の作品のほか、勝川春章や上村松園の作品も併せて展示、まさに美人画の豪華競演を楽しむことができます。

そして歌麿最晩年の傑作「深川の雪」を徹底解剖。縦2メートル、横3.5メートルの大画面に26名の女性たちが躍動する作品です。これまでも何回も展示されてきましたが、10周年の今回は、場面や登場人物などについて細かく紹介します。なお、「深川の雪」の展示期間は、9月8日から12月10日です。

そして、かたや北斎は、風景や花鳥をはじめ、あらゆるものを絵の題材としてきました。その多彩な画業も紹介しています。

その他、特別企画として10周年の感謝を込めて、お誕生日ペア特別ご招待も行っています。誕生日がわかる身分証明書を提示すると当日のご本人は勿論、同伴者1名の入館料が無料になります。

また会期中には、講演会や関連講座、ギャラリートークも開催されます。

【資料提供: 公益社団法人 神奈川県観光協会】