「船上から楽しむ初日の出」(関東)

東京湾フェリーの船上から、陸上とは一味違った初日の出を体験することができます。

千葉県側金谷港からの第一便は6時30分に出港。

一方、神奈川県側久里浜港からは6時40分に出港、すぐに初日の出を楽しめます。

更にフェリーが金谷港に近づくにつれ、房総の三大名山の一つ鋸山の陰に太陽が隠れます。そして金谷港入港後しばらくすると、太陽は再び鋸山の山頂から顔を出すのです。二度目の日の出ですね。

この航路には遊覧割引乗船券があり、往復約1時間40分のクルーズとして楽しむことも出来ます。

◆ 問合せ:東京湾フェリー株式会社営業部

「初代国立劇場さよなら特別公演」第一部開催(東京都)

1966年(昭和41年)に開場した初代国立劇場は、今年(2023年)10月末で、建て替えのため閉場します。

その最後の2ヶ月間、9月・10月の公演として近松半二作の通し狂言「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)が通し上演されます。

9月には第一部として、序幕 春日野小松原の場、二幕目 太宰館花渡しの場、そして三幕目の吉野川の場の上演です。

国立劇場と言えば、夏になると歌舞伎教室が開かれ、ここで初めて生の歌舞伎を観たという人も多いかもしれません。

そんな思い出の劇場の最後の公演を観てはいかがでしょうか。

◆ 開催日:2023年9月2日(土) ~ 26日(火)

◆ 開催場所:国立劇場 大劇場(東京都千代田区)

◆ 問い合せ:国立劇場チケットセンター

「山梨ジュエリーフェア2023」開催(山梨県)

山梨県水晶宝飾協同組合などが主催する「山梨ジュエリーフェア2023」に行ってきました。

例年4月の上旬に開催され、毎回花桃や桜も楽しみにしていたのですが、今年はすでに終わっていました。

でも、会場には満開の桜にも負けない、たくさんの煌びやかな宝飾品や石が展示され見ているだけでも楽しいです。

〈山梨で魅せる日本の技〉をテーマに開催された今回、改めて職人の方々の技術や出来上がった製品をすぐ近くで見ることができ、その技術に魅了されました。

例えば、かっこみ。

耳慣れない言葉なのですが、実はこれが製品を作る基本の技。原石を剥がすようにしてきれいな面を出していくのです。今は、機械が発達したのですが、やはり人間の手で様子を見ながら、石と話しをしながら作り上げたのではと思わせるような荒削りでいながら繊細さも感じることが出来ました。

そして山梨といえば、水晶細工。

形にした水晶に模様をつけていきます。裏に細かく模様を彫られた石は角度によって異なる表情を見せたりもします。

このような職人さんたちの技術、これからも受け継いでいってほしいですね。

今回の山梨ジュエリーフェアには、一般の方は入ることが出来ませんでしたが、そんな技術や作品、製品に触れることが出来るイベントが今週末に開催されます。

「第11回 甲府ジェムマーケット」です。

◆ 開催日:2023年4月15日(土)、15日(日)

◆ 開催場所:甲府駅北口よっちゃばれ広場(山梨県甲府市)

◆ 問合せ:甲府ジェムマーケット実行委員会

「山梨でしか出会えない、石と職人が大集合!」をテーマに山梨県内の宝飾関係の会社などか集合します。

そしてイベント体験ゾーンでは、石留めや宝石研磨の体験をすることが出来ます。また加工の実演やカットの実演も行われますので、すぐ近くで技術を見ることも出来ます。

今週末には間に合わないけれど、山梨の宝飾品や技術に触れたいという方には、甲府駅からすぐ近くにある山梨ジュエリーミュージアムをお勧めします。入館は無料で、山梨の宝飾の歴史や技術を紹介しています。

6月19日までは、「山梨ジュエリーのきらめき」と題して、山梨県立宝石美術専門学校の卒業生の作品など、山梨県内で制作されたジュエリーの数々を展示。

4月22日からは、「山梨の水晶と装身具」も同時開催されます。

ただ華やかなだけではなく、伝統の技術に裏打ちされた作品の数々に触れてみてください。 

MOKO/もこ

「高遠藩の遺産 ~最後の藩主が残したもの」開催中(長野県)

高遠藩主が150年前に残した武具や道具類が今も残されているそうです。それらを間近で見ることが出来ます。

◆ 開催日:開催中 ~ 2023年(令和5年)2月26日(日)

◆ 開催場所:長野県立歴史館(長野県千曲市 科野の里歴史公園内)

◆ 問い合せ:長野県立歴史館

同時開催として「千曲川・梓川はこう変わった ~ 江戸・大正の絵図地図が伝える」も行われています。

私が、とても気になっているのは、地域に伝わる資料から地域に生きた人々の思いに触れる企画展ということが一つ。

そしてもっと気になるのが、江戸時代の獅子頭です。写真で見ると、結構な迫力がありながら、ちょっと愛嬌もあるのですよね。実際に見ると果たして、と気になっています。個人の方のものなので、この機会を逃すと、もうお目にかかることが出来ないかもしれませんね。

【資料提供:一般社団法人 長野県観光機構 】

「かながわ県西 発酵めぐりの旅 デジタルスタンプラリー」開催中(神奈川県)

2023年令和5年、明けましておめでとうございます。今年も、のんびりとではありますが、日本各地のレジャー情報を紹介してゆきます。本年も、どうぞよろしくお願いします。(MOKO/もこ)

今回は神奈川県の情報をお届けします。今とても気になっている発酵をめぐる旅です。

「行って食べてキレイになろう!」

「美味しい発酵食品と豊かな自然にふれて『ととのう』」

◆ 開催日:開催中 ~ 2023年2月19日(日)

◆ 開催場所:かながわ県西各地(小田原市・南足柄市・中井町・大井町・松田町・山北町・開成町・箱根町・真鶴町・湯河原町)

◆ 問合せ:一般社団法人かながわ西観光コンベンションビューロー スタンプラリーに関する問合せ・かながわ県西デジタルラリースタンプラリー事務局

「美味しい発酵食品と豊かな自然にふれて『ととのう』」をキャッチフレーズに、神奈川県西地域の麹や味噌、甘酒などの発酵食品を扱う店舗などをチェックポイントに設定してあります。

神奈川県西地域は、神奈川県が実践する未病を改善する取組みを実践する場所として最適な地域とのこと、LINEアプリをインストールしてチェックポイントをまわります。

丹沢山系の伏流水が流れ込む神奈川県西地域では昔から酒造りが行われてきました。今も5軒の酒蔵がこだわりの日本酒をつくっています。発酵めぐりの旅は、まずこの酒蔵めぐりから始めるのもいいですね。

その他にも、天然醸造の醤油や有機無添加の味噌などの豊かな自然のめぐみを生かし、発酵をテーマにした食品やグルメがたくさんあります。

これを機会に、かながわ県西地域発酵めぐりな旅を特集した冊子を手に入れて、神奈川県西地域を巡ってみませんか。

【資料提供: 公益社団法人 神奈川県観光協会】