「第9回 松尾塾伝統芸能公演 子供が挑む伝統芸能」観てきました。

3連休の最終日8月11日、台東区の浅草公会堂で開催されました。

松尾塾伝統芸能は、日本の伝統芸能を本格的に学びたい、幼少期に伝統芸能に触れ究めたいという子どもたちに、その世界の門戸を開く手伝いをと始められた伝統芸能の稽古場です。

現在、小学4年から高校3年の13名の塾生たちが、狂言、日本舞踊、長唄、囃子の稽古に励んでいるとのこと。その塾生たちの発表会のような公演です。

演目は、最初の日本舞踊が、長唄4曲より抜粋した「四季のにぎわい」から始まり、「魂まつり」「三社祭」、長唄や囃子が、「童のふるまい」「供奴」、日本三大仇討ちの一つ曽我兄弟の弟曽我五郎時宗が父の仇討ちをする話を取り上げた「五郎時致」、そして天下泰平を祈る大変おめでたい曲「操三番叟」でした。

伝統芸能や邦楽をあまり知らないという人でも、聞いたことのある題材、しかもそれぞれの上演時間も長いものでも10分くらいなので、飽きることなく楽しむことができました。

そして、私が注目したのは、子供たちの上演は勿論ですが、じつはそれを支える先生方です。

唄、三味線、笛・小鼓・大鼓・太鼓などの囃子は、先生方もお手伝い。

ある人は子供たちの間に入って、またある人は後見として後ろに隠れて、でも皆さん子供たちを気遣いながら演奏していました。しかも、それがとても心地良い音なのです。

子供が、伝統芸能に触れるためではありますが、大人にとっても、ちょっと聞いてみたい観てみたいけれどという方には、とても良い機会だと思いました。

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「第29回 郡上おどり in  青山」開催(東京都)

岐阜県ではなく、東京での開催です。

◆ 開催日:2025年(令和7年)6月20日(金)、21日(土)

◆ 開催場所:秩父宮ラグビー場駐車場(東京都港区)

◆ 問合せ:郡上八幡観光協会

何故、岐阜の郡上おどりを東京の青山で? と言う方もいらっしゃるかもしれません。

実は、青山の地名は岐阜八幡城主・青山家の江戸屋敷があったことに由来します。その青山家の菩提寺が梅窓院であったことから、平成6年から青山で郡上おどりが始まりました。お囃子は、本場の郡上おどり保存会の方々ですから、郡上に行った気分もたっぷり味わえます。

また、もっと盛り上がりたいという方のためには、鮎の塩焼きなどを味わえる郡上市観光物産展も開催されます。

岐阜県の郡上おどりを一足早く、東京で味わうことが出来るって、嬉しいですね。

そして、今年の郡上八幡での郡上おどりは、7月12日のおどり発祥祭、おどり流しから始まります。

8月13日から16日の徹夜おどり。そして9月6日のおどり納め、屋形おくり提灯行列まで続きます。

でも、こんなに長い期間やっているのに、なかなか行くことが出来なくてという方も少なくないのですが、その原因の一つが宿。実は泊まる所が少ないのです。

その代わり駐車場はたくさんありますので、無理でなければ車がお勧めです。流行りのキャンピングカーで行っても停める所は充分ありそうです。普通の自動車でも、一泊か二泊を車でというのもちょっと楽しいかもしれません。

ただくれぐれも無理はしないでくださいね。

そして、車は難しいし、宿の手配もという方には、今年から「新幹線貸切車両で行く! 日本三大盆踊りの一つ 郡上おどりと郡上八幡に酔いしれる」というツアーが出来ました。

7月30日、東京出発のみの限定ですが、このツアーに参加すれば、東京駅に行くだけであとの心配は無し、しかも語り部による郡上おどりなどの魅力ある話や特別講習も行われます。

一日めの夜は郡上おどりを楽しみ、二日めはお昼過ぎまで郡上八幡の街なみを楽しむことができます。

すでに受付が始まっていますので、もしかしたらごめんなさい。

[資料提供]岐阜県東京事務所