「今年の夏は、黒部峡谷がおすすめ」(富山県)

とりあえず行動制限の無い夏休み。どこかへ遊びに行きたいと思っている方も多いかもしれません。

今回は、小学生がいるご家庭におすすめの旅をご紹介します。

富山県の黒部峡谷トロッコ電車の旅です。

実は、夏休み中の8月31日まで(8月11日から16日は除く)6歳以上12歳未満の小学生は、宇奈月から鐘釣や宇奈月から欅平のトロッコ電車の往復乗車券が無料になるのです。保護者の同伴が必要ですが、大人一人につき小学生三人まで無料。予約が必要ですが、いつもなら混んでいるトロッコ電車も、ソーシャルディスタンスのためゆっくりと乗ることが出来ます。

鐘釣駅では、珍しい停車場形スイッチバックを体験したり、夏でも溶けない雪を黒部万年雪展望台からながめるのもいいですね。

終点の欅平では、黒部川本流かかる奥鐘橋から高さ34メートルからの絶景を眺めたり、岩壁が大きく口を開き、人を飲み込むように見える人喰岩の歩道を歩くのも楽しいです。

予約・問合せは、黒部峡谷鉄道お客さまセンターへ。

【資料提供: 富山県東京事務所】

「謙信公祭」「信玄公祭り」開催(新潟県・山梨県)

大正15年から開催され、今年で97回となる新潟県上越市の「第97回 謙信公祭」と、世界一の武者行列・蘇る戦国絵巻という山梨県甲府市の「第49回 信玄公祭り」が、行われます。

      《謙信公祭》

◆ 開催日:2022年(令和4年)8月19日(金) ~ 21日(日)

◆ 開催場所:春日山神社(新潟県上越市)

◆ 問合せ:謙信公祭協賛会(事務局 上越市産業観光交流部観光交流推進課内)

戦国大名が割拠した動乱の時代においても、上杉謙信公は、一年に一度だけ民衆を春日山城に招き入れ、日頃の労をねぎらったという言い伝えにより、春日山神社で開催されます。

19日の前夜祭から始まり、狼煙上げ、鎧兜に身を包んだ若者たちが練り歩く出陣行列、戦国時代最大の合戦といわれた川中島合戦の再現などの開催も予定されています。

      《信玄公祭り》

◆ 開催日:2022年(令和4年)10月28日(金) ~ 30日(日)

◆ 開催場所:舞鶴城公園ほか(山梨県甲府市)

◆ 問合せ:山梨県信玄公祭り実行委員会・甲府市信玄公祭り実行委員会

例年武田信玄公の命日4月12日を中心に山梨県内の各地行われる信玄公祭りですが、今年は10月に行われます。

県内各地から1,000名を超える軍勢が舞鶴城公園に集結し、川中島に向け出陣する様子を再現、世界最大の武者行列といわれる甲州軍団出陣をはじめ、大宝飾展・輝きの祭典や賑わい城下町・信州グルメ横丁なども開催されます。

川中島合戦で知られる戦国時代の武将、上杉謙信と武田信玄。それぞれの地元で行われる祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

なお、状況により開催の変更も考えられます。それぞれにご確認ください。

【資料提供: 新潟県東京観光センター・公益社団法人 やまなし観光推進機構 】

「長岡・柏崎の花火大会」開催(新潟県)

新潟県の夏の風物詩、花火大会が3年ぶりに開催されます。

毎年7月26日に開催されていた越後三大花火の一つと言われる『ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会』夜の海を鮮やかに染める、壮大な花火は日本最大級の海上花火です。

◆ 開催場所:新潟県柏崎市

◆ 開催日:2022年7月26日

◆ 問合せ:柏崎市商業観光課

そして日本三大花火大会の一つに数えられる『長岡まつり』の花火大会。夏の夜空に大きく華開く正三尺玉や打ち上げ幅が約2キロにも及ぶフェニックスなど、視界に収まりきらない大玉花火を連続して見ることが出来ます。

◆ 開催場所:新潟県長岡市

◆ 開催日:2022年8月2・3日

◆ 問合せ:一般財団法人 長岡花火財団

[資料提供 NIIGATA Tourism Association]

「ニッポンの神業MUSEUM」オープン(群馬県)

桐生の町がミュージアムに!

BS日テレと桐生市がタッグを組んだ施設が開館しました。

BS日テレのシリーズ特番「発見!ニッポンの神業スペシャル!」で紹介した日本の伝統技術=『神業』を、見て・触って・体験できるミュージアムです。

◆ 開館期間:2022年(令和4年)6月25日(土)~ 11月6日(日)

◆ 開催場所:ギャラリー禅林、有鄰館(塩蔵)(群馬県桐生市)

神業ミュージアム名誉館長には、番組MCのヒロミが就任。

ギャラリー禅林の一階では、ヒロミが桐生市在住の刀匠・工藤将成(公益財団法人日本美術刀剣保存協会新作名刀展優秀賞受賞)の鍛刀場に通い日本刀作りの神業体験をした日本刀の展示やメイキング映像を上映。

もともと武器として作られながら、美術工芸品としての価値もあるという二面性を持つ日本刀の作り方をわかりやすく解説、また日本刀の原材料となる玉鋼や刀作りに使う道具なども展示しています。

県庁所在地である前橋をはじめ数多くの城があった群馬県・上州は、源氏の武士団発祥の地であり、良質な原料鉄の産出地でもありました。古来より多くの上州刀工が生まれ、現代においても全国の刀工からも注目されています。

かつて刀剣は、武士にとって魂の拠り所であり、なおかつ鍛錬した地肌や、綺麗な刃文、そして反りという形の美しさもあわせ持つ、まさに神業で作られる日本刀の魅力の一端に触れることができます。

そして7月2日(土)から毎月第1土曜日には、桐生の伝統工芸品や神業ミュージアムのオリジナルグッズなどを販売する「買場紗綾市✖️ニッポンの神業」、8月には、八木節をテーマにしたイベントを開催。

9月には、桐生織物と八王子織物を展示する「織都・桐生✖️染都・八王子展&ヒロミさんイベント」なども予定されています。

そしてニッポンの神業ミュージアム開館中には、桐生市内の20ヶ所を回って、日本の伝統技能=『神業』を見て、触って、体感し、スタンプを集める「神業スタンプラリー桐生」も行われます。スタンプを集めると抽選で神業グッズをゲットできます。

暑くなりそうな今年の夏、「ニッポンの神業ミュージアム」のラッピングバス、神業号をはじめ、低速電動コミュニティバスMAYUや、可愛いトゥクトゥク、そしてレンタサイクルなども上手に利用して、水分を取るなど体調管理の上、楽しくミュージアムに変身した桐生の町をお楽しみください。

[資料提供 ぐんまちゃん家]