【報告】「第3回 NEXCO東日本 どんぶり王座決定戦!」決勝大会 開催(東京都)

本日(2017年3月23日)、東京で「第3回NEXCO東日本 どんぶり王座決定戦」決勝大会が、行われました。

磐越自動車道、東北自動車道、常磐自動車道、上信越自動車道、道央自動車道、関越自動車道、東関東自動車道などのサービスエリア・パーキングエリアの店舗149がエントリーし、ブロック予選・ブロック大会と勝ち抜いてきた11の店舗に、過去2回の大会でグランプリを獲得した友部サービスエリアを加えた12の店舗が決勝大会に臨みました。

各店舗が開発したオリジナルのどんぶり、今回の開発テーマは、「地元食材を使用した、そのエリアならではのプレミアム丼 〜あの人に食べさせたい一杯〜」です。

審査委員長の陳建一氏いわく、「どれも作る人、そしてそれをお客様のもとに届ける人たちの熱意が伝わる料理」
どれも、大切な人に食べて欲しい、一緒に食べたいというものばかりでした。

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その中で、グランプリに輝いたのは、常磐自動車道 Pasar守谷(上り線)の「常陸乃国の玉手箱 もりと海のわっぱ丼」でした。
常陸牛、ローズポーク、ひたち鶏に、ヒラメやタコ、はまぐり、しらすと海の幸も満載、まさに玉手箱のような丼です。

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是非、Pasar守谷上り線で召し上がってみてください。

【報告】「第9回 メニューコンテスト」開催(東京都)

高速道路の中日本エリアのメニューコンテストの本選会が、2017年2月19日日曜日に東京で行われました。

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今回で9回目となるメニューコンテスト、東名高速道路、新東名高速道路、名神高速道路、中央自動車道、東海北陸自動車道、東名阪自動車道、長野自動車道、北陸自動車道の34のサービスエリアなどが参加し行われた予選会で勝ち抜いた11の店舗が本選会でその腕を競いました。

今回のテーマは、「地域の食材を使った“自分へのご褒美になるプチ贅沢な逸品”」

御殿場のみくりやそば、岐阜県恵那が発祥というハヤシライス、地元のゴボウを炊き込んだ牛蒡ご飯、柚子たっぷりのなめらかプリンなど、どれもその土地の食材を活かした美味しいものばかりでした。

その中で、最優秀賞となったのは、北陸自動車道有磯海サービスエリア下り線の「越中とやま食の味めぐり〜つなぐ〜」でした。

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なんとここは、今回が五回目の受賞。過去二人の料理長の味とこだわりが調理経験十年という若手の料理長につながれ、今回も最優秀賞となりました。

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地元の居酒屋で、ごく普通に唐揚げとして食べられているゲンゲをレストラン風に天ぷらにしたり、ぶり大根も香りも楽しめるように工夫、そして去年日本一となったメニューから杏仁プリンを引き継ぎ、それを更に和風仕立てにするなど一工夫しました。

これらのメニューは、それぞれのサービスエリアなどで召し上がることが出来ます。

また今回は、台湾の高速道路のサービスエリアも特別参加。台湾の高級魚日本のクエの種類「ハタ」と、台湾では色々な形で料理に使われる「からし菜」を使ったメニューを披露してくれました。

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[資料提供 中日本高速道路株式会社・中日本エクシス株式会社]

《気になる日本酒》純米酒「酒一筋」(岡山県)

二月も、既に中旬になりました。二月、女子にとって大きなイベントの一つにバレンタインデーがあります。男子もかな。もうすでに明日に迫っていますね。中には、義理チョコは全て準備出来たけれど、肝心の本命チョコがイマイチ決まらない、そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな方に提案です。チョコは、義理チョコと同じか、ちょっぴり上程度にして、この日本酒「酒一筋」を一緒にというのはいかがでしょうか。

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日本酒を飲むかどうか、わからない?

いいのです。要は気持ちが通じれば。

まず、「この日本酒の名前は、酒一筋。私の気持ちは貴方一筋。」なんていうセリフも、これに添えてならば言うこともできるし、カードに書いてもいいですよね。

そして、この日本酒は岡山県の雄町という米を使っています。
実はこの雄町にはエピソードがあるのです。

もともとこの雄町米は、ある人が大仙参拝の帰りに偶然発見しました。今から150年近く昔江戸時代の末のこと、酒造好適米のルーツと呼ばれ、現在にも残るただ一種のものだそうです。
明治時代には酒造好適米の最優良品種として全国で使われていたものの、栽培が非常に難しく次第に生産量が減少、一時は絶滅の危機を迎えていました。

けれど、地元の米と地元の水で仕込んでこそ真の地酒と考える利守酒造ら酒造メーカーの熱意と挑戦により雄町米は見事に復活を遂げたのです。
そして、この雄町米を使って造られた「酒一筋」。
まさに酒に対する熱い想いから出来上がった日本酒ですよね。

こんな雄町米のエピソードを話せば、たとえ二人の出会いは偶然からでも、熱い気待ちがあれば、雄町米のように困難があっても乗り越えることが出来るということが本命の彼に伝わるのではないでしょうか。
そして、「酒一筋」のように二人ならではの気持ちが生まれるといいですね。

「国際宝飾展(IJT)」開催(東京都)

宝石の窃盗団が捕まったことで、ニュースでも取り上げられた「国際宝飾展」に行って来ました。
初日の23日に行ったのですが、いつもより警備の人数が多く、またピリピリしているような気がしたのですが、こんな理由があったのですね。

1億円のネックレスやダイヤモンドの砂時計、皿に残った野菜のヘタで型を取り作ったアクセサリーなどが紹介され、話題になっています。

そんな中で、私が注目したのは、日本とイタリアの技術です。

まず日本では、甲府市の甲州貴石切子。
カットグラスなどに施される切子の技法で貴石により輝きを与えています。

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また、貴石の360度全てにカットが施されている桔梗カット、なんとその面は180もあるそうです。

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しかも全て手作業というのですから、まさに職人技。この桔梗カットが出来るのは、世界でただ一人、甲府のトップジュエリーマスター清水幸雄さんだけだそうです。
私がお話を伺ったのは、清水さんのお弟子さんの大城かん奈さん。まだ三年目ということで、今はまだ清水さんの技術には及ばないものの、いつかはとの意欲は満々、期待しています。

そしてイタリアからはカメオです。
世界のカメオのほとんどは南イタリアのトッレ・デル・グレコで作られているそうです。
今回は、そこから職人さんたちが来日。実際に目の前でカメオを作っていました。
そんな会場で、私が気になった作品がこれです。

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お話を伺えば、昨年2016年のカメオのコンクールで平和の部門でグランプリを受賞した作品とのこと。
作者は、ピエトロ・シモネッリさん。

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彼の作品に描かれている人物の優しい目が印象的でした。
年に何回かは来日し、カメオの実演も見せてくださるそうです。機会があったら、その様子も見たいと思いました。

どんな高価な石も、そのままではただの石。こうした人々の技術があって、宝飾品として輝くのだと改めて思いました。

《気になる日本酒》 開華 純米吟醸 生原酒 「立春朝搾り」(栃木県)

新年も開けて、早正月も半ばを過ぎてしまいました。日本列島には大寒波が襲来しています。
とにかく、寒い!
こんな時には、熱燗でキューッと一杯なんていうのが美味しいのでしょうね。
でも、、、アルコールがダメな私は、もっぱら生姜湯かアルコールゼロの米麹の甘酒であったまっています。

さて、気になる日本酒、今回はこれです。

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「開華 立春朝搾り」
〜今年一年の幸運と繁栄を招く縁起酒!
立春の日の朝に搾りあげた、究極のしぼりたて〜

台東区のとある酒屋さんで見つけました。
平成ニ十九年丁酉二月四日特別限定酒とのことです。日本酒にも野菜や魚の採れたてみたいに、フレッシュってあるそうで、これまでに飲んだ方の感想を聞くと「搾りたてだからフレッシュ! 」「日本酒のイメージが変わった」という方もいるとか。

暦の上で春が始まる立春、その日の朝に搾って出来上がった酒です。
そして蔵元に集まった酒屋さんたちが瓶詰めされた酒のラベル貼りをお手伝い。出来上がった日本酒は、神主さんのお祓いを受け、即酒屋さんたちがそれぞれの店へ持ち帰ります。
だからその日のうちに私たちが手にすることができ、飲むことが出来るのです。
まさに、立春当日の酒!
そして火入れをしていない生原酒、普段は蔵元でしか味わうことが出来ないのですが、この日だけは自宅で飲める立春だけの日本酒です。

今年は、北海道から九州まで40の蔵元の立春朝搾りを味わうことが出来るとのことですが、関東の栃木、群馬、埼玉、東京では今から19年前に初めて、この立春朝搾りを始めた栃木県佐野市の第一酒造株式会社・開華の酒を楽しむことが出来ます。ちなみに開華の立春朝搾りは、赤城神社の宮司さんがお祓いをしてくださるとのことです。

実は、立春の朝に日本酒を搾れるようにするには、大変な苦労があるそうです。まさに立春当日の朝に出来上がるようにしなければならないためその年の天気や気温に合わせて完璧な管理と微妙な調整が必要とのことで、杜氏さんをはじめ蔵の人たちは徹夜で作業をしなければならないそうです。そんな杜氏さん泣かせの日本酒なのですが、これも日本の春を、美味しい日本酒で実感してほしいというみんなの心があればこそなのですね。
きっと一口飲んだ時、四季のある日本に産まれて良かったと思うことでしょうね。

しかも願いが叶う、お勧めの飲み方もあるそうですよ。今年の恵方北北西を向いて願いを込めながら飲むと良いそうです。更に空瓶を棄てずに、ラベルを恵方に向けて飾っておくと幸運が舞い込んでくるとも言われるとか。なんかウキウキしてきますね。
なお、この立春朝搾りは、限定数量で予約が必要とのことです。

今回は、日本の春の縁起酒を紹介しました。