「千葉で、藤を楽しむ」(千葉県)

4月下旬から5月にかけて、鮮やかな藤の話を楽しむことが出来ます。

今回は、千葉県で楽しめる藤の花を2ヶ所紹介します。

🔲 銚子市の妙福寺の「藤まつり」

龍が寝ているかのように根づいている、樹齢800年以上にも及ぶ臥龍の藤と呼ばれる藤をはじめ、境内には大小4つの藤棚があります。

昼間だけでなく、ライトアップされた夜間の景色は又違った趣きを楽しめます。

◆ 開催期日:2024年(令和6年)4月下旬から5月上旬

◆ 開催場所:妙福寺(千葉県銚子市)

◆ 問合わせ:妙福寺

🔲香取市水郷佐原あやめパークの「観藤会」

4月下旬藤の花が見頃を迎えると、園内は藤の優しい香りに包まれます。

正面ゲート近くの70メートルに及ぶ藤のトンネルは、幸せの道としても注目を集めています。

期間中は、サッパ舟に乗っての舟めぐりも運行しています。

◆ 開催期日:2024年(令和6年)4月20日(土) ~ 5月6日(月・祝)

◆ 開催場所:水郷佐原あやめパーク(千葉県銚子市)

◆ 問合わせ:水郷佐原あやめパーク、水郷佐原観光協会

【資料提供:公益社団法人 千葉県観光物産協会】

「各地のしだれ桜情報」

日本気象協会の予想によれば、今年2024年(令和6年)東京の開花は今月3月24日、満開は30日とのことです。

この他日本各地からも、順に桜の情報が寄せられる時期になってきました。

今回は、各地のしだれ桜の情報をまとめてみました。なお開催期間は、2024年(令和6年)です。

🌸[福井県]妙祐寺 しだれ桜

◆ 開催期間:3月中旬 ~ 4月上旬

◆ 開催場所:妙祐寺(福井県小浜市)

◆ 問合せ:妙祐寺、若狭おばま観光案内所

高さ17メートル、幹周り3メートルの桜は、約130年前に妙祐寺の檀家が、山梨県の久遠寺に参拝した際、苗木を持ち帰り植樹したと伝えられています。

開花の時期になるとライトアップも行われます。

🌸[神奈川県]三溪園桜めぐり

◆ 開催期間:3月23日(土) ~ 4月2日(火)

◆ 開催場所:国指定名勝 三溪園(神奈川県横浜市)

◆ 問合せ:三溪園

三溪園には、創設者である原三溪の出身地岐阜県ゆかりの桜をはじめ数々の桜を3月上旬から4月中旬まで見頃を迎えてゆきます。

八ツ橋や鶴翔閣周辺のヤエベニシダレの見頃は、3月下旬から4月上旬です。

昼間は、日光さる軍団による猿まわしが中央広場で行われ、夜になると修理を終えた旧東慶寺仏殿などのライトアップが行われます。

🌸[茨城県]常陸風土記の丘さくらまつり

◆ 開催期間:3月23日(土) ~ 4月21日(日)

◆ 開催場所:常陸風土記の丘(茨城県石岡市)

◆ 問合せ:常陸風土記の丘

常陸風土記の丘では、4月上旬にソメイヨシノ、中旬にシダレザクラ、そして下司にはボタンザクラと3種の桜が、約1ヶ月に渡り咲き誇り訪れる人を楽しませてくれます。

🌸[長野県]信州駒ヶ根光前寺のしだれ桜ライトアップ開催

◆ 開催期間:3月30日(土) ~ 4月21日(日)

◆ 開催場所:宝積山光前寺(長野県駒ヶ根市)

◆ 問合せ:駒ヶ根市商工観光課

光前寺は、長野県下屈指の大寺で国の文化財にも指定されている名勝庭園です。そこで毎年開催されているしだれ桜のライトアップが今年も行われます。

また今年は、会期中の週末4月5日から7日と12日から14日(金曜日から日曜日)には、焚き火BARを開催、幻想的な夜桜と焚き火を眺めながらお酒を楽しむことができます。

なお、4月5日午後6時からは点火セレモニーを開催、駒ヶ根太鼓の演奏や甘酒のふるまいなどがあります。

🌸[長野県]第25回信州高山桜まつり開催

◆ 開催期間:4月1日(月) ~ 30日(火)

◆ 開催場所:高山村五大桜各所(長野県高山村)

◆ 問合せ:高山村役場産業振興課商工観光係、信州高山村観光協会

高山村には、樹齢500年以上というものをはじめ、多数のしだれ桜があります。中でも村内に点在する4本のしだれ桜(水中のしだれ桜、中塩のしだれ桜、赤和観音のしだれ桜、坪井のしだれ桜)と黒部のエドヒガン桜の5本の桜は「高山五大桜」として親しまれています。

今年の見頃は、4月上旬頃、開花中はライトアップも予定しています。

また桜まつり期間中に、五大桜にあるスタンプを3つ以上集めて、協賛店で買い物をすると割引などの特典や抽選で高山村の特産品をプレゼントするスタンプラリーなども行われます。

🌸[福島県]喜多方さくらまつり

◆ 開催期間:4月5日(金) ~ 24日(水)

◆ 開催場所:日中線しだれ桜並木(福島県喜多方市)

◆ 問合せ:日中線しだれ桜並木コールセンター(一般社団法人 喜多方観光物産協会)、喜多方市観光交流課

昭和59年に廃線となった日中線跡の約3キロにわたり、およそ1000本のしだれ桜が咲き誇ります。

期間中の12日から21日には、旧熱塩駅舎で現在は日中線記念館のライトアップも予定されています。その景色は息を呑むほどの美しさともいわれ、ノスタルジックな風景に当時の情景を思い浮かべる人も少なくありません。

この他にも、栃木県の日光田母沢御用邸記念公園では、御用邸のシンボル、樹齢400年のシダレサクラ。長野県木曽路には、「是より南 木曽路」の碑の傍らの2本のしだれ桜や田ノ上観音堂の推定樹齢300年のしだれ桜、王滝村の村唯一の寺鳳泉寺の樹齢350年以上のしだれ桜、大桑村定勝寺の山門を彩る淡い紅色の細い幹ながらすばらしい枝ぶりのしだれ桜などもあります。

また、まつり等の開催期間や見頃は天候等によって変動もありますのでご確認ください。

「かわごえ 花手水ビンゴスタンプラリー2024」開催(埼玉県)

埼玉県川越市で、スタンプを集めてビンゴに挑戦、スタンプを一定数集めるとプレゼントがもらえる「かわごえ 花手水(はなちょうず)ビンゴスタンプラリー2024」が始まります。

◆ 開催期間:2024年(令和6年)3月2日(土) ~ 31日(日)

◆ 開催場所:川越市内商店街ほか(埼玉県川越市)

◆ 問合せ:(株)まちづくり川越(川越市受託事業者)

まずは観光案内所などで台紙を手に入れ、その台紙を片手に川越を歩き回りましょう。

このスタンプラリーは、川越の花手水を楽しみながら、スタンプを集めて歩く川越スタンプラリーです。

台紙を手に入れたら、地図とビンゴのマスを見て行き先を決めましょう。

そして花手水を目印にスタンプをゲット。

なかには、目印が見つけられないで苦労するものもありますが、それも一興。

はっきり言って台紙の地図は見難いですが、そこはカンを働かせて。

勿論、同時にそれぞれの花手水と周りの景色も楽しんでくださいね。

以上

「茨城県日立市に行ってきました」

今週のある朝テレビを見ていたら、日立市から生中継をしていました。日立市で発見された寒桜、その名も「日立紅寒桜」(ひたちべにかんざくら)が、今週末見頃だというのです。しかもその色は、淡紫ピンク色とのこと。とても気になり早速日立市に連絡をとってもらいました。なんと日立市には、さくら課があるのですね。これだけでも日立市の桜への思い入れを感じます。

でも週末の天気は、曇りかも。しかも連休です。

そこで急遽、2月22日に行ってきました。

この日も朝から小雨、でもなんとか晴れるかなと思っていたのですが、、、。

私がその桜を見に行ったのは、日立駅から車で20分ほどのかみね公園、そこに作曲家の吉田正音楽記念館があり、その5階が、展望カフェになっているのです。

目の前には太平洋が広がり、海と山に挟まれた日立市の地形を実感することが出来ました。

ここで、この日立紅寒桜を発見した長島正吉さんにお話を伺いました。

当時長島さんは通勤で毎日常磐線の小木津駅を通っていました。1月の中頃から咲く桜の花を毎日見ていたのです。この桜は何かが違う、長島さんは思っていたのですが、なにしろ線路のすぐそばのため、何もすることが出来ませんでした。ところがある時、駅に跨線橋がかけられることになります。ようやく桜に近づくことが出来ました。そこで、この桜の木を詳しく調べてもらったところ、寒桜ではあるが、他の土地には無い、日立市特有の桜であることがわかったのです。

そして市民の公募で「日立紅寒桜」と名付けられ、2006年(平成18年)農林水産省に品種登録されました。

その後日立市内の各所に植えられた日立紅寒桜は、長い期間市民の目を楽しませてくれます。

もちろん展望カフェからも、公園内の日立紅寒桜を楽しむことが出来ます。

でも、実は長島さんが一番のお勧めは、日立駅前からの大通り・平和通りから少し入った所にある日立紅寒桜とのことでした。今回は、もう見頃を過ぎていたのですが、その形の良さは健在。来年の見頃の季節に訪れたいと思いました。

日立紅寒桜の後も、日立市ではやはり固有の桜・「おぎつやよい」「ひたち雅」そしてソメイヨシノやヤマザクラも楽しむことが出来ます。

4月1日(月)から14日(日)までは、さくらまつり開催期間として、平和通り、かみね公園、十王パノラマ公園で桜を楽しむことができ、特に6日(土)、7日(日)には、イベントも開催されます。

当日の天気が心配という方は、市役所のホームページに「お天気相談所」が日立市独自の天気予報を発表していますのでご確認ください。

実はこのお天気相談所は、地方自治体が運営している、日本でただ1つの気象機関なのです。毎日3人の気象予報士の資格を持つ市の職員が日立市の空を確認し、天気予報などを発表しています。

以上

2024年2月24日

「春の江戸時代料理再現食事会」開催(長野県)

令和6年春の食事会は、弘化5年正月料理の再現です。

田中本家の古文書から再現した接待料理を、当時の器でいただける食事会です。

◆ 開催日:2024年(令和6年)3月10日、13日、14日、17日、21日、22日、24日、29日(満席などの日もありますので、ご了承ください)

◆ 開催場所:田中本家博物館(長野県須坂市)

◆ 問合せ:豪商な館 田中本家博物館

普段は非公開の11代当主母屋の、庭の見えるお座敷で弘化5年(1848)1月に、家老や近くの方々が正月の挨拶に来られた時に出された料理を再現します。

古文書に記載されていた料理は、鰤や鮃の刺身、海鹿白和え、阿佐波煮付、数の子、鮫切身、焼麩、巻鶏卵、牡蠣の剥き身、葱刺身など。これだけでは、どんな料理なのか興味ありますね。しかも器は、田中家が所蔵している陶磁器や漆器です。お座敷ですが、椅子席でいただけます。

当主の挨拶から始まり、食事と器の説明、そして館内の案内など、田中本家博物館の建物と庭を堪能出来る1日です。

博物館内では、4月15日まで、大正時代のひな祭りとして、当時のお雛様と芝居人形など約100点が展示されています。

【資料提供:一般社団法人 長野県観光機構 銀座NAGANO 観光情報センター】