「紅花フェスティバル」開催(千葉県)

関東随一と銘打ち開催、今年で第29回となります。

開催日:2013年6月14日(金) から 25日(火)

開催場所:長福寿寺(千葉県長生郡長南町)

問合せ:長福寿寺

紅花というと山形県を思い浮かべる方も多いと思いますが、実は房総半島がそのルーツとか。平安時代の記録によると、房総半島から朝廷に紅花が献上されていたそうです。

798年に桓武天皇の勅願により、伝教大師が創建した由緒ある寺院で、紅花フェスティバルが開催されます。

また、23日日曜日には、紅花と野見金公園に咲く紫陽花も一緒に楽しんでもらおうと、無料巡回シャトルバスも走ります。

[資料提供 公益社団法人 千葉県観光物産協会]

「北斎の冨嶽三十六景」展開催。(山梨県)

富士山世界文化遺産登録に向けて 全46点一挙公開。

開催日:平成25年6月15日(土) から 7月8日(月)

開催場所:山梨県立博物館(山梨県笛吹市)

問合せ:山梨県立博物館

様々な富士山を描いた葛飾北斎。彼が描いた「冨嶽三十六景」は、世界で最も有名な富士図とも言えるのではないでしょうか。
この展覧会では、46点全てを一挙に公開します。

また、展示の他に講演会や伝統木版画摺り実演、かいじあむ子ども工房「立体浮世絵を作ろう」などイベントも開催されます。

[資料提供 公益社団法人 やまなし観光推進機構]

「『もののあはれ』と日本の美」開催中(東京都)

「もののあはれ」とは、平安時代から使われてきた言葉で、人生の機微や四季の自然の移ろいなどに触れた時に感ずる、優美で繊細なしみじみとした情趣のこと。

◆ 開催日:開催中〜2013年6月16日(日)まで

◆ 開催場所:東京ミッドタウン サントリー美術館(東京都港区)

◆ 問合せ:サントリー美術館

自然の美しさを描いた絵巻や屏風、漆器や陶磁器などから平安時代以来の美術の流れを辿り、日本の美の根底に息づく「もののあはれ」をめぐる美的理念や、自然の移ろいに心動かされた人々の思いを明らかにしています。

抒情豊かな美術の世界を楽しめます。

第一章 「もののあはれ」の源流 貴族の生活と雅びの心

第二章 「もののあはれ」という言葉 本居宣長を中心に

第三章 古典にみる「もののあはれ」 『源氏物語』をめぐって

第四章 和歌の伝統と「もののあはれ」 歌仙たちの世界

第五章 「もののあはれ」と月光の表現 新月から有明の月まで

第六章 「もののあはれ」と花鳥風月 移り変わる日本の四季

第七章 秋草にみる「もののあはれ」抒情のリズムと調和の美

第八章 暮らしの中の「もののあはれ」 近世から近現代へ

毎週土曜日には、子供から大人まで楽しめるやさしい展示解説・フレンドリートークが行われます。

20130519-101658.jpgおもしろびじゅつ帖

[資料提供 サントリー美術館]

舞台「男嫌い」上演中(東京都)

「人情味あふれる最高におもしろいハートフル・コメディー!」

◆上演期間:2013年5月11日(土)から23日(木)

◆劇場:ル テアトル銀座 by PARCO(東京都中央区)

◆問合せ:コマ・スタジアム

楽しくて、面白くて、観る人の心を癒すような作品を創ろうと企画された作品です。

物語の主人公は、美人なのになぜか浮いた噂が無いアラフォー女性、持ち前の明るさとユーモアで試練を乗り越えていくものの、どこかちょっと抜けているところもあります。
この主人公、志津子を演じるのが沢口靖子。清純派のイメージと思っていたら、コマーシャルではコミカルな面も見せる彼女と何処か重なるところもありますね。
それもそのはず、出演の俳優が決まってからそれぞれに合わせて台本を書いた、いわゆる当て書きなのです。

舞台は、開業一周年を迎えて注目を集めている東京スカイツリーが見える下町にある蕎麦屋。背景にはちゃんと東京スカイツリーが見えています。
この蕎麦屋の娘が沢口靖子、その母親が木の実ナナ、そこへ取材にくる編集者を演じるのが陣内孝則、そして志津子の初恋の相手が大衆演劇の松井誠です。

でも演じるとはいっても当て書きなので、役と本人が微妙に重なり合っているところも見所の一つ。
そして平成の現代が舞台でありながら、何処か昭和ロマンも感じます。
更に最後には、楽しいプラスアルファも。
三時間たっぷり楽しめる舞台です。

東京での公演の後は、山口、京都、福岡、名古屋、金沢、大阪での公演もあります。

[資料提供 コマ・スタジアム]

「善光寺出開帳両国回向院」(東京都)


善光寺さん、東京へ。
かつて江戸中を魅了した一大行事が、東日本大震災復幸支縁を目的に期間限定で復活します。

◆ 開催日:平成25年4月27日(土) から 5月19日(日)

◆ 開催場所:両国 回向院(東京都墨田区)

◆ 問合せ:善光寺出開帳実行委員会(ジェイアール東日本企画内)

信州善光寺からは、今回の出開帳で特別に開帳される特に珍しい仏様”一光三尊阿弥陀如来像”(いっこうさんぞんあみだにょらいぞう)をはじめ、数々の文化財を公開。
また、被災地の復幸支縁を願い、陸前高田市高田松原の松の木で造立されたおやこ地蔵尊も公開されています。

今回の出開帳の目的などを、善光寺出開帳実行委員会・委員長の若麻績敏隆(わかおみ・びんりゅう)さんに伺いました。
こちらからお聞きください。 → 出開帳の目的などについて 善光寺寺務総長 若麻績敏隆(ワカオミ・ビンリュウ)氏インタビュー

そして、今回公開の仏様についてもお話を伺いました。
こちらからお聞きください。 → 今回御開帳の仏様について 善光寺寺務総長 若麻績敏隆(ワカオミ・ビンリュウ)氏インタビュー

又、出開帳のほか、両国駅のとなり両国駅広小路の「両国長屋ストリート」をはじめ、奉納コンサート・落語・能楽・歌舞伎も行われます。

両国の町を歩いてみたいけれど、一人では不安という方には、両国観光案内所から出発する「江戸の賑わい 両国まち歩き」をお勧めします。