「歌麿と北斎 時代を作った浮世絵師」開催中(神奈川県)

箱根町小涌谷にある岡田美術館は、今年の秋開館10周年を迎えます。その記念展の第2部として現在開催しているのが、「歌麿と北斎 時代を作った浮世絵師」です。

◆ 開催日:開催中 ~ 2023年(令和5年)12月10日(日)

◆ 開催場所:岡田美術館(神奈川県 箱根町小涌谷)

◆ 問い合せ:岡田美術館

開館10周年記念展では、これまでの展覧会で特に人気の高かった画家4人に、焦点を当てています。第1部では、若冲と一村を取り上げました。

そして現在開催中の第2部では、浮世絵師の喜多川歌麿と葛飾北斎の作品の数々を紹介しています。

特に見どころは、歌麿と北斎の美人画対決。会場には、この2人の作品のほか、勝川春章や上村松園の作品も併せて展示、まさに美人画の豪華競演を楽しむことができます。

そして歌麿最晩年の傑作「深川の雪」を徹底解剖。縦2メートル、横3.5メートルの大画面に26名の女性たちが躍動する作品です。これまでも何回も展示されてきましたが、10周年の今回は、場面や登場人物などについて細かく紹介します。なお、「深川の雪」の展示期間は、9月8日から12月10日です。

そして、かたや北斎は、風景や花鳥をはじめ、あらゆるものを絵の題材としてきました。その多彩な画業も紹介しています。

その他、特別企画として10周年の感謝を込めて、お誕生日ペア特別ご招待も行っています。誕生日がわかる身分証明書を提示すると当日のご本人は勿論、同伴者1名の入館料が無料になります。

また会期中には、講演会や関連講座、ギャラリートークも開催されます。

【資料提供: 公益社団法人 神奈川県観光協会】

「山梨ジュエリーフェア2023」開催(山梨県)

山梨県水晶宝飾協同組合などが主催する「山梨ジュエリーフェア2023」に行ってきました。

例年4月の上旬に開催され、毎回花桃や桜も楽しみにしていたのですが、今年はすでに終わっていました。

でも、会場には満開の桜にも負けない、たくさんの煌びやかな宝飾品や石が展示され見ているだけでも楽しいです。

〈山梨で魅せる日本の技〉をテーマに開催された今回、改めて職人の方々の技術や出来上がった製品をすぐ近くで見ることができ、その技術に魅了されました。

例えば、かっこみ。

耳慣れない言葉なのですが、実はこれが製品を作る基本の技。原石を剥がすようにしてきれいな面を出していくのです。今は、機械が発達したのですが、やはり人間の手で様子を見ながら、石と話しをしながら作り上げたのではと思わせるような荒削りでいながら繊細さも感じることが出来ました。

そして山梨といえば、水晶細工。

形にした水晶に模様をつけていきます。裏に細かく模様を彫られた石は角度によって異なる表情を見せたりもします。

このような職人さんたちの技術、これからも受け継いでいってほしいですね。

今回の山梨ジュエリーフェアには、一般の方は入ることが出来ませんでしたが、そんな技術や作品、製品に触れることが出来るイベントが今週末に開催されます。

「第11回 甲府ジェムマーケット」です。

◆ 開催日:2023年4月15日(土)、15日(日)

◆ 開催場所:甲府駅北口よっちゃばれ広場(山梨県甲府市)

◆ 問合せ:甲府ジェムマーケット実行委員会

「山梨でしか出会えない、石と職人が大集合!」をテーマに山梨県内の宝飾関係の会社などか集合します。

そしてイベント体験ゾーンでは、石留めや宝石研磨の体験をすることが出来ます。また加工の実演やカットの実演も行われますので、すぐ近くで技術を見ることも出来ます。

今週末には間に合わないけれど、山梨の宝飾品や技術に触れたいという方には、甲府駅からすぐ近くにある山梨ジュエリーミュージアムをお勧めします。入館は無料で、山梨の宝飾の歴史や技術を紹介しています。

6月19日までは、「山梨ジュエリーのきらめき」と題して、山梨県立宝石美術専門学校の卒業生の作品など、山梨県内で制作されたジュエリーの数々を展示。

4月22日からは、「山梨の水晶と装身具」も同時開催されます。

ただ華やかなだけではなく、伝統の技術に裏打ちされた作品の数々に触れてみてください。 

MOKO/もこ

「令和5年 新酒を唎く会」開催(茨城県)

茨城県内の20蔵が集合、自慢の新酒を持ち寄ります。

◆ 開催日:2023年(令和5年)4月22日(土)正午から午後5時のうち、2時間半まで

◆ 開催場所:つくばセンター広場(茨城県つくば市)

◆ 問合せ:茨城県酒造組合

同じ会場で、午前10時より、「利き酒選手権大会」(茨城県予選)も開催されます。

毎年4月は、新酒の時期。年々品質が向上している茨城県の新酒の中から好みの酒を見つけませんか。

また茨城県ならではのイベント、納豆早食い競争も行われます。

【資料提供: 茨城県営業戦略部東京渉外局】

「日光田母沢御用邸記念公園 皇后御学問所特別公開」(栃木県)

1899年(明治32年)に、大正天皇(当時の皇太子)のご静養地として造営された日光田母沢御用邸。その後大規模な増改築を経て、現在の姿になりました。

春の特別公開では、二階の皇后御学問所と一階の皇后御座所を期間限定で公開します。

◆ 公開期間:2023年(令和5年)4月8日(土) ~ 5月9日(火)

◆ 日光田母沢御用邸記念公園内(栃木県日光市)

◆ 問い合せ:日光田母沢御用邸記念公園管理事務所

二階の皇后御学問所からさは、樹齢400年と言われ、春の御用邸を彩るシダレザグラや野趣に富んだ庭園を望むことが出来ます。シダレザクラの見頃は、例年4月中旬から下旬頃です。

また室内では、各種の鍵隠しや、その意匠と合わせた襖引き手、そして当時のものを再現した畳縁・萌葱絹縁などを間近に見ることが出来ます。

【資料提供: 栃木県東京事務所】

「三本木の獅子舞」開催(栃木県)

疫病退散祈願のため、毎年3月下旬に三本木延命地蔵尊に奉納される獅子舞です。

◆ 開催日:2023年3月26日(日)

◆ 開催場所:三本木地蔵尊(栃木県那須塩原市)

◆ 問い合せ:那須塩原市生涯学習課

その起源は不明ですが、現在の鹿沼市の関白流獅子舞から伝授を受けたと言われています。

伝承によると、奉納を一時中断した際に伝染病に襲われ、獅子舞中断の祟りと憂いた住民は、現在の日光市の文挟流獅子舞の伝授を受けて奉納を再開、現在に至っているとのことです。

【資料提供: 栃木県東京事務所】