【報告】「銀座NAGANO的地酒アワード」結果発表

2017年8月、東京の銀座NAGANOで、「銀座NAGANO的地酒アワード」結果発表&授賞式が行われました。

銀座NAGANOでは、長野県の日本酒の美味しさをより知って欲しいと日本酒関連の講座やイベントが開催されています。

そんな中で7月に行われたのが、ブラインドテイスティングでした。

長野県産米を使った純米酒系の38銘柄が出品され、味わいとコストパフォーマンスについてそれぞれ点数が付けられました。
その中から、上位10銘柄が、この日発表され1位から3位には、賞状とトロフィーが渡されました。

  

結果
第1位(267点) 北光正宗 純米吟醸 Extra edition 4A(角口酒造店)
第2位(265点) 聖山 純米吟醸 限定火入れ(長野銘醸)
第3位(264点) 秀峰アルプス正宗 純米大吟醸(亀田屋酒造店)

  

  
写真は、銀座NAGANOの信州地酒アドバイザーの玉岡あずみさん(一番右)と授賞者の皆さん。右から、第1位の角口酒造店の杜氏 村松裕也さん、第2位の長野銘醸の醸造部主任 若林秀章さん、第3位の亀田屋酒造店の杜氏 清都幸大さん。

1位から3位の点数も僅差ですが、実は10位の得点も250点と、大きくは違わないのです。これには参加の皆さんも驚いていました。

そして、普通のこういったコンテストと異なる点がもう一つ。

美味しいという評価で多くの点数を獲得した銘柄も、値段が高ければコストパフォーマンスで点数が低くなり、上位にはならなかったようです。

自分でお金を出して飲みたい日本酒、食卓にのせたいものが選ばれたのだと思います。
こういったコンテストの結果は、日本酒選びの参考になりますね。

ただ残念なのは、今回授賞した銘柄はどれも作った本数が少なく、多分授賞式の当日の参加者の皆さんでも希望者全員が手に入れることが出来なかったようです。

MOKO/もこ