あの横内正が、リア王を演じます。
横内正というと、ドラマ水戸黄門の初代格さんなどが有名ですから、時代劇の俳優というイメージを持っている方が多いでしょう。
でも、もともとは俳優座養成所の出身、ですからシェークスピアでも、全く不思議はないのです。
◆ 上演日:2017年8月23日(水)~27日(日)
◆ 上演場所:三越劇場(東京都中央区)
◆ 問合せ:三越劇場
一足お先に、この「リア王2017」を見てきました。
とにかく、迫力。衣装も凄いのです。和のテイストと洋のテイストが融合して、シェークスピアの時代と現代を繋いでいます。
この衣装もあって、よりシェークスピアの作品って、現代にも通じる、あの時代にすでに21世紀の今を見越していたのかしらと改めて、シェークスピアの魅力を思いました。
勿論これは演じる方々の読み込みがあってのことなのですけれどもね。
すでに、七十代という横内さん、全編が見処ですというとおり、どの場面も見応えありました。
その中で、あえて絶対に見逃してほしくない場面はと伺ったところ、
リア王「わしは、何者だ?」
道化「リアの影法師だーい」
の場面というお答え。
さあ、どこなのか、ご覧になってみてください。
ちなみに、道化役は、下條アトムさんです。
そしてこのつぎ演じたいのはとも伺いました。シェークスピアでは、テンペスト。その他オイディプスなどのギリシャ悲劇などスケールの大きな舞台とのお答え。
この次も期待大ですね。