「思川の流しびな」(栃木県)

栃木県小山市に、思川という川があるそうです。素敵な名前ですね。

その思川で、半世紀前から毎年7月の第一日曜日に流しびなが行われています。

下野しぼりと呼ばれる技法で作られた下野人形(しもつけひとがた)を願い事を書いた短冊と一緒に、ワラ舟に乗せて思川に流します。

開催日:2012年7月1日(日)

開催場所:観晃橋下流思川河畔(小山市)

問合せ:日本紙人形会事務局・小山市観光協会

(資料提供 とちぎの旅宣伝協議会)

「紅型」展 サントリー美術館で開催中(東京都)

沖縄復帰40周年記念「紅型 BINGATA ~琉球王朝のいろとかたち~」が、港区六本木の東京ミッドタウンにあるサントリー美術館で始まりました。

「紅型」と聞けば、多くの人が「ああ、黄色や赤のあれ」と思い浮かべることが出来るであろう沖縄を代表する染色技法です。
この展覧会では、琉球国王尚家に伝えられた国宝を含む紅型衣装をはじめ、初公開の衣装も展示されています。

その他、実は紅型には、黄色や赤色の一般にイメージするものだけではなく、藍地などもたくさんあるのです。紅型の幅広い魅力を堪能できます。

そして、一緒に展示されている型紙と見比べてみると、その技術の素晴らしさも実感できます。

また、館内イベントとして「琉球舞踊への誘い」も6月29日(金)・7月6日(金)に行われます。

開催日:2012年6月13日(水) ~ 7月22日(日)

開催場所:東京ミッドタウン サントリー美術館(港区六本木)

問合せ先:サントリー美術館

(資料提供 サントリー美術館)

栗林公園に、和船就航(香川県)

香川県高松市にある日本最大級の大名庭園「栗林公園」に和船が登場します。
かつて、お殿様が池に船を浮かべて楽しんだ庭の景色を、現代の私たちも楽しめます。

栗林公園の南庭にある南湖を、約30分かけて一周。これまでとは違う風情を楽しむことができます。

音声での紹介は、こちらへ。・・・香川県栗林公園に和船就航

運行開始:2012年7月5日

開催場所:栗林公園(高松市)

問い合せ:香川県栗林公園観光事務所

(資料提供 香川県東京事務所)

「源氏蛍1,200匹放生会」開催(京都府)

古来より日本でも「蛍火」として親しまれ、源氏物語にも登場する源氏蛍1,200匹が大覚寺境内で放生されます。
放生会の後、この時期にしか体感できない夜間特別拝観で神秘的な時間が楽しめます。

開 催 日:2012年(平成24年)6月16日(土)

開催場所:旧嵯峨御所 大覚寺 門跡(京都市左京区)

問合せ:旧嵯峨御所 大覚寺 門跡

(資料提供 京都府観光課)

紫陽花の名所色々 その2

「ながさき紫陽花まつり」開催中。

紫陽花の名所の便りが、長崎県東京事務所の奥藤さんからも届きました。
今回は、「♪ 江戸長崎@かわら版 ♪」から、ほとんどそのままコピーアンドペーストでご紹介します。

 ♪ 江戸長崎@かわら版 ♪より

○6月9日、関東地方もついに入梅しました。「6月」、「梅雨」から私が連想するのは紫陽花。シーボルトが、日本で愛した女性「お滝さん」の姿に
重ね合わせて「ハイドランジア オタクサ」と名付けたことでも有名なこの
花は、古くから日本に自生しており、当時の長崎でもしっとり咲いて、遠く
異国の地に暮らすシーボルトの心を和ませていたのかもしれません。

○そんな紫陽花が市の花となっている長崎市では、6月17日(日)まで「ながさき紫陽花まつり」が開催されています。
紫陽花と書いて「おたくさ」と読む粋なまつり。眼鏡橋周辺やシーボルト記念館など市内の観光スポットが色トリドリの紫陽花で彩られます。

○先日、長崎へ戻ったら、タイミングよく紫陽花まつりの初日でした。観光客気分で眼鏡橋へ行ってみると、たくさんの品種の紫陽花の中に「隅田の花火」という品種を発見!
額紫陽花の一種のようで、装飾花の部分が星型で八重咲に飛び出し、まるで夜空に広がる花火のように可憐でした。
長崎でプチ東京に出会って、ちょっと嬉しくなりました。

以上 ♪ 江戸長崎@かわら版 ♪ より

愛する女性の面影から生まれた花の名前、「ハイドランジア オタクサ」
オタクサって、お滝さんのことだったのですね。残念ながら、学名としては認められていないようですが、花に自分の名前をつけてもらえるなんて嬉しいですよね。

そして「墨田の花火」
私も見たいです。東京ゆかりの名前の花を長崎で見ることができるなんて!
きっと他にも、意外な名前や色々なエピソードを持つ名前があるのでしょうね。

開催日:2012年6月17日まで。 

開催場所:シーボルト記念館、出島など長崎市内各所(長崎県)

問合せ:長崎県東京事務所

(資料提供 長崎県東京事務所)