「にいがた酒の陣2024」開催(新潟県)

新潟県内の酒蔵の数は89と日本一です。そのほぼ全ての酒蔵が一堂に会し、500種類もの日本酒を味わうことが出来るイベントです。

◆ 開催日:2024年(令和6年)3月9日(土)、10日(日)

◆ 開催場所:朱鷺メッセ(新潟県新潟市)

◆ 問合せ:新潟県酒造組合

縦に長い新潟県、それぞれのエリアにより風土や食文化が異なり、日本酒の傾向も異なるそうです。

一番北、新潟市がある下越エリア、江戸時代中期から日本各地の港で商品を売買する北前船の寄港地として栄えました。

すっきりとした辛口で、料理を引き立てるタイプの地酒が多いのが特徴です。

中越エリアには新潟県内第二の都市で、城下町としての歴史を持つ長岡市があり、酒蔵や味噌蔵など発酵文化が、栄えました。沿岸部、山間部、平野部とそれぞれ異なった気候で、食文化も異なります。日本酒もそれに合わせ軽快なタイプから、しっかりとした旨口まで多彩な味わいが揃っています。

全国有数の豪雪地帯、上越エリア。かつて農林漁業に精を出す人々の体を癒した地酒は、米本来の甘さをストレートに表現した味わいと、切れ味のよさが特徴です。

そして全国唯一のトキの生息地として有名な佐渡は、旨みのある辛口タイプが特徴でありながら、5つの蔵それぞれの多様性のある佐渡の地酒としても全国で注目されています。

会場には各酒蔵自慢の銘酒は勿論、地元の料理やおつまみも勢揃いしています。

【資料提供: 公益社団法人 新潟県観光協会 新潟県東京観光センター】