「ふるさと味物語・でっち羊かんまつり」開催(福井県)

水羊かんというと夏のものと思っている方が多いのではないでしょうか。

福井県では、全国的に珍しく水羊かんは冬のの季節のお菓子なのです。中でも大野市では、この水羊かんのことをでっち羊かんと呼びます。大野市の名水を生かした伝統的な冬の和菓子です。

市内菓子店のでっち羊かんを、一堂に集めるイベントが開催されます。「ふるさと味物語・でっち羊かんまつり」です。

◆ 開催日:2023年(令和5年)2月4日(土) ~ 5日(日)

◆ 開催場所:越前おおのまちなか交流センター(福井県大野市)

◆ 問い合せ:でっち羊かんまつり実行委員会(大野商工会議所内)

黒砂糖の風味が程よく、練り羊かんの約2.5倍の水分を含むため口に入れた瞬間にスーと無くなる食感が特徴的なでっち羊かん。11月から3月までの冬季限定の和菓子です。しかも店によって黒糖と餡の種類、甘さなどが様々です。自分の好みのでっち羊かんを探すにはそれぞれの店を回らなければならず一苦労ですが、このまつりの日には市内菓子店のでっち羊かんが一堂に集まるのに加えて、小さなサイズで集めた食べ比べセットも登場、冬の味覚を存分に楽しむことが出来ます。

私も以前に各店の味を食べ比べしたことがありますが、材料は同じなのに、これほどと思うほど、本当に全部違う味でした。

ぜひ、この機会にご自分の好みのでっち羊かんを見つけてください。

また同じ日に、越前おおの結ステーション多目的広場兼駐車場では「越前おおの冬物語」も開催されます。

石畳の広がる七間通りに並ぶ雪見灯ろうや越前大野城をバックに打ち上げる冬花火などもお楽しみください。

【資料提供 福井県東京事務所】