先日、東京で四国四県の酒蔵の有志が参加した「第3回 SHIKOKU SAKE TRIP」に行ってきました。
今年は、初参加の蔵元4つを含め24蔵が参加していました。
その中で、なんと私が日本酒を紹介しているのと同じ趣旨の日本酒をつくっている酒蔵があったのです。
愛媛県の千代の亀酒造です。
芝居小屋がある内子の酒蔵ときいて親近感を持ってお話を聞いたら、”これから日本酒を飲み始めたい人” でも”どの日本酒から飲み始めたらいいのか迷っている人”に飲んで欲しいとつくったのが、この酒「媛人AEMD」だそうです。
「END(終わり)ではなく、AND(共に)を演出するお酒 〜愛媛の田舎者が日本酒をオシャレに仕掛ける〜」と熱く語ってくれたのは、代表取締役の岡田将太郎さん。
ラベルだけ見ると、なんと読んだらいいのか、その名称もわからないけれど、それもまた一興。
実は、この千代の亀酒造は、享保初年に創業したという三百年以上の歴史を持つ酒蔵なのです。
その歴史があるからこそ生まれた新しい感覚の日本酒ではないでしょうか。