「柿右衛門 古伊万里金襴手展」開催中(東京都)

東京都渋谷区松濤の戸栗美術館で、「柿右衛門 古伊万里金襴手展」が、始まりました。

◆ 開催日:2015年10月6日(火) 〜 12月23日(水・祝)

◆ 開催場所:戸栗美術館(東京都渋谷区松濤)

◆ 問合せ:戸栗美術館

東洋陶磁器を主に保存、展示している戸栗美術館で、17世紀後半から18世紀前半にかけて製造された伊万里焼約80点を展示しています。

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濁手と呼ばれる乳白色の素地に、明るい赤を基調とした賦彩を施した皿などの柿右衛門様式。
そして元禄年間の古伊万里金襴手様式の作品を展示、それぞれの時代の特徴などを見ることが出来ます。

中でも、ぜひ直にみて欲しい作品をご紹介しましょう。

まず、「色絵 鶏 置物」。

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江戸時代、17世紀後半の柿右衛門様式の作品です。
その色の素晴らしさは勿論ですが、コケコッコという鶏の鳴き声が聞こえるような気がしませんか。

そして、「瑠璃釉色絵 双鶴文 皿」。

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これも、17世紀後半の柿右衛門様式の作品です。
写真ではなかなかわからない、珍しい瑠璃釉の微妙な色は、直に見ることをお勧めします。

なお、写真は、内覧会で特別に撮らせていただいたもので、通常は撮影禁止ですのでご了承ください。

[資料提供 戸栗美術館]

「SAKE COMPETITION 2015」表彰式開催(東京都)

第四回目になる「SAKE COMPETITION 2015」の表彰式が東京で行われました。

今年は、四つの部門に全国335の酒蔵から、2014年1月から2015年5月までで販売実績があるか販売継続中のもの、または2015年内に発売を予定している市販の日本酒1028点が出品され、5月19日20日の二日間に渡って予審・結審が行われました。

それぞれの入賞酒は以下の通りです。
日本酒を選ぶ時の参考にしてくださいね。

☆純米酒部門
1位は、静岡県の「磯自慢 特別純米 雄町」(磯自慢酒造株式会社)

☆純米酒吟醸部門
1位は、宮城県の「勝山 純米吟醸 献」(仙台伊澤家勝山酒造株式会社)

☆純米大吟醸部門
1位は、福島県の「会津中将 純米大吟醸 特醸酒」

☆Free Style部門
1位は、山口県の「五橋 極味伝心 生酛木桶造り 純米大吟醸」(酒井酒造株式会社)

「秋田SAKEカフェ」開催

美酒王国・秋田の酒を東京で楽しみましょう。秋田の酒蔵26社が集まります。

◆ 開催日:2015年9月4日金曜日

◆ 開催場所:ホテル椿山荘東京(東京都文京区)

◆ 問合せ:秋田県観光文化スポーツ部 秋田うまいもの販売課 まるごと売込み班

日本酒以外に、地ビール、ワイン、どぶろくの醸造元も参加、その上比内地鶏、稲庭うど、きりたんぽなど秋田の美味しいものもたっくさん!
そして、そしてオリジナル純米酒のプレゼントもあり。

お酒が大好きという人は勿論、日本酒ってよくわからないという人にもお勧め。
たくさんの蔵元が集まるので、色々なお話が聞けること、そして自分好みの日本酒を探すチャンスでもあるのです。

[情報提供 秋田県東京事務所]

「第13回両国にぎわい祭り」開催

東京スカイツリーがある墨田区で、にぎわい祭りを開催。
わがまち再発見! 歴史も文化も盛りだくさん!

◆ 開催日:2015年5月2日、3日

◆ 開催場所:JR両国駅周辺

JR両国駅周辺の国技館通りをメイン会場に、国技館、江戸博、回向院そして江島杉山神社で二日間行われています。

江島杉山神社では、年に一度の宝物公開、江戸博会場ではふれあい体験教室、そして両国といえばちゃんこ、食べ比べも楽しく美味しそう。

回向院隣の両国シティコアセンタープラザ特設舞台では、大江戸両国・伝統祭 江戸を蘇らせる春の伝統祭も開催され、江戸の手妻、江戸芸かっぽれ、相撲甚句などが楽しめます。

[資料提供 墨田区]

あと十日! 「生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」開催中(東京都)

今から三百年前の正徳六年(1716)、後に天才絵師と呼ばれる二人が生まれている。
京都で伊藤若冲、大阪で与謝蕪村、この二人の生誕三百年を記念して開催されている。

◆ 開催日:開催中〜2015年5月10日(日)まで

◆ 開催場所:サントリー美術館(東京都港区 六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階)

◆ 問合せ:サントリー美術館

伊藤若冲は、彩色鮮やかに花や鳥、動物を描いた水墨画を得意とし、片や与謝蕪村は中国の文人画の技法による山水図や俳句と絵が同じ画面に並ぶ俳画を得意としました。

同じ時代を生きた天才絵師二人、そしてその周囲の人々の作品も同時に見ることで、その時代を実感として感じることが出来る展覧会です。

毎回楽しみな、おもしろびじゅつ帖。

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今回は、二人の人生を辿る双六です。

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[資料提供 サントリー美術館]