江戸時代、江戸と日光を結ぶ重要な宿場であった鹿沼宿の氏神「今宮神社」のまつりである鹿沼秋まつり。
◆ 開催日:2017年10月7日(土)・8日(日)(毎年10月の第二土・日)
◆ 開催場所:今宮神社ほか(栃木県鹿沼市)
◆ 問合せ:鹿沼市観光物産協会(まちの駅 新・鹿沼館内)
動く陽明門とも呼ばれる彫刻屋台がまつりの主役。屋台が向き合って囃子を競う「ぶっつけ」が、見所の一つです。
国指定重要無形民俗文化財であり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
江戸時代、江戸と日光を結ぶ重要な宿場であった鹿沼宿の氏神「今宮神社」のまつりである鹿沼秋まつり。
◆ 開催日:2017年10月7日(土)・8日(日)(毎年10月の第二土・日)
◆ 開催場所:今宮神社ほか(栃木県鹿沼市)
◆ 問合せ:鹿沼市観光物産協会(まちの駅 新・鹿沼館内)
動く陽明門とも呼ばれる彫刻屋台がまつりの主役。屋台が向き合って囃子を競う「ぶっつけ」が、見所の一つです。
国指定重要無形民俗文化財であり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
2017年8月、東京の銀座NAGANOで、「銀座NAGANO的地酒アワード」結果発表&授賞式が行われました。
銀座NAGANOでは、長野県の日本酒の美味しさをより知って欲しいと日本酒関連の講座やイベントが開催されています。
そんな中で7月に行われたのが、ブラインドテイスティングでした。
長野県産米を使った純米酒系の38銘柄が出品され、味わいとコストパフォーマンスについてそれぞれ点数が付けられました。
その中から、上位10銘柄が、この日発表され1位から3位には、賞状とトロフィーが渡されました。
結果
第1位(267点) 北光正宗 純米吟醸 Extra edition 4A(角口酒造店)
第2位(265点) 聖山 純米吟醸 限定火入れ(長野銘醸)
第3位(264点) 秀峰アルプス正宗 純米大吟醸(亀田屋酒造店)
写真は、銀座NAGANOの信州地酒アドバイザーの玉岡あずみさん(一番右)と授賞者の皆さん。右から、第1位の角口酒造店の杜氏 村松裕也さん、第2位の長野銘醸の醸造部主任 若林秀章さん、第3位の亀田屋酒造店の杜氏 清都幸大さん。
1位から3位の点数も僅差ですが、実は10位の得点も250点と、大きくは違わないのです。これには参加の皆さんも驚いていました。
そして、普通のこういったコンテストと異なる点がもう一つ。
美味しいという評価で多くの点数を獲得した銘柄も、値段が高ければコストパフォーマンスで点数が低くなり、上位にはならなかったようです。
自分でお金を出して飲みたい日本酒、食卓にのせたいものが選ばれたのだと思います。
こういったコンテストの結果は、日本酒選びの参考になりますね。
ただ残念なのは、今回授賞した銘柄はどれも作った本数が少なく、多分授賞式の当日の参加者の皆さんでも希望者全員が手に入れることが出来なかったようです。
MOKO/もこ
あの横内正が、リア王を演じます。
横内正というと、ドラマ水戸黄門の初代格さんなどが有名ですから、時代劇の俳優というイメージを持っている方が多いでしょう。
でも、もともとは俳優座養成所の出身、ですからシェークスピアでも、全く不思議はないのです。
◆ 上演日:2017年8月23日(水)~27日(日)
◆ 上演場所:三越劇場(東京都中央区)
◆ 問合せ:三越劇場
一足お先に、この「リア王2017」を見てきました。
とにかく、迫力。衣装も凄いのです。和のテイストと洋のテイストが融合して、シェークスピアの時代と現代を繋いでいます。
この衣装もあって、よりシェークスピアの作品って、現代にも通じる、あの時代にすでに21世紀の今を見越していたのかしらと改めて、シェークスピアの魅力を思いました。
勿論これは演じる方々の読み込みがあってのことなのですけれどもね。
すでに、七十代という横内さん、全編が見処ですというとおり、どの場面も見応えありました。
その中で、あえて絶対に見逃してほしくない場面はと伺ったところ、
リア王「わしは、何者だ?」
道化「リアの影法師だーい」
の場面というお答え。
さあ、どこなのか、ご覧になってみてください。
ちなみに、道化役は、下條アトムさんです。
そしてこのつぎ演じたいのはとも伺いました。シェークスピアでは、テンペスト。その他オイディプスなどのギリシャ悲劇などスケールの大きな舞台とのお答え。
この次も期待大ですね。
明日11日金曜日まで、有楽町駅近くの東京国際フォーラムで、「ものづくり 匠の技の祭典 2017」が開催されています。
なんと私は昨日と今日の二日間朝から夕方まで行きましたが、それでも全部を見ることは出来ませんでした。
それほど内容の濃い、そして楽しいイベントです。本物の匠の技に間近に触れることが出来る機会ですので、明日お休みという方は是非のぞいてみてください。ただし、相当に混むかもしれませんが。
残念ながら仕事で、あるいは遠くて行けないけど、でもその様子を見たいという方は、Webサイトでライブ配信などもしているとのことです。
さて二日間で、色々な職人さんのお話を伺い、また実際に体験もしてきました。
⚫️まずは、身近な”ポケットティッシュケースづくり”。
布は、すでに切ってくださっているので、折ってミシンで縫うだけ、私でも作ることが出来ました。
そして”東袋づくり”。
細長い布から、ポケッタブルの袋を作ります。
こちらは手縫いで作りました。ぶきっちょな私でも、簡単。だって直線で二カ所縫うだけでしたから。
この二つを教えてくださったのは、洋裁の匠の方です。
⚫️”石印材の1文字落かん印づくり”
黒い線の所を掘っていきます。普段は、あまり使うことがないかもしれませんが、自分の名前などの文字でこんな落かんを作って、本やノートに押すとオシャレですよね。
ただ、これは私には難しかったですが、それでも何とか出来ました。石を彫る時のシャッシャッという音が気持ち良かったです。
印章の匠の方に教えていただきました。
⚫️ お昼ご飯代わりにもいいかもしれません ”たまご焼き体験”
だし巻き卵を日本料理の匠が一対一で教えてくれました。美味しかったです。
⚫️その他にも、”その場で刺繍して小物に出来る、日本刺繍体験”
これは、一級寝具技能士という掛けぶとんづくりの匠の実演ですが、同じ手法で小さな座ぶとんを自分で作れます。
⚫️金属製品づくりの技術を活かした”ミニアーチェリーづくり”
飾っておいても素敵ですね。
⚫️中々見る機会の少ない表具の匠による表装づくり。明日はいよいよ仕上げです。
⚫️和楽器も登場しています。
篠笛って、日本の音階の物と、ドレミの音階の物とあるそうです。
⚫️そして大分県国東半島からの七島藺(シチトウイ)という畳表の工芸品など、東京以外の各地の匠の技も紹介していました。
これらの匠の技を集結した茶室「匠創庵」や、更に世界中に茶室を持って行き日本だけでなく世界の人にも日本の文化の素晴らしさを知ってもらおうと作られた、題して「スーツケース茶室 ZEN-An禅庵」もお披露目されています。
このほかにも、建具、塗装、タイルアート等々を紹介しています。
二日間、色々体験し、また匠の皆さんのお話を伺って思ったのは、やはり「本物は良い!」ということ、そして例えわずかな時間でも、また一時の体験でも、本物に直に触れることが大切ということです。
紳士服の匠曰く、「身体にピッタリと合ったスーツなら格好良く見える、また格好良く見えるように作るのが本物の匠の技。」
是非、匠の技、本物に、触れてください。
「伝統と革新 ものづくり 匠の技の祭典 2017」が、昨年に続き今年も開催されます。
◆ 開催日:2017年8月9日(水)〜 11日(金・祝)
◆ 開催場所:東京国際フォーラム(東京都)
◆ 主催:ものづくり・匠の技の祭典2017 実行委員会
「衣」「食」「住」「工」の分野ごとに東京都内そして全国から約60の匠の技が集合、その技術を間近で見たり、自分で体験したりできます。
昨年は、どの体験も好評で早い時間に定員になってしまった所がほとんどでした。時間に余裕を持ってお出かけになることをお勧めします。
中でも、お勧めを幾つかご紹介しましょう。
まず、会場のほぼ中央に作られた茶室・匠創庵。
実はこの茶室は組み立て式なのです。約4時間で組み立てられたというので驚きました。左官、表具、建具、造園、タイルなど様々な匠の技が結集されています。
とは言っても、素人にはよくわからないとのことで、今年は説明を受けながら中を見ることが出来るようになりました。
そして、その向かい側では、今年も伝統建築の建前と上棟式が行われます。
東京の木である多摩産の材木を使い、日本の伝統工法で造られる建築物。出来上がったら建前と上棟式が行われます。
勿論、昨年同様、上棟式では餅の代わりにお菓子がまかれます。
朝は全く鉄骨だけ。その中に、職人さんたちが家を建てて行きます。
職人さんたちの動きにつれて、家の骨組みが出来上がって行きます。
その他各ブースでは、展示の他に、自分で匠の技に触れてみることも出来ます。
例えば、表具の技術を使ったからくり屏風づくりや笛やつづみ、三味線などの和楽器の体験、絹の布に絹の糸で刺繍を施す日本刺繍の技術で作る身近な小物、硯の仕上げ磨きの体験などです。
その他、ステージでも匠の技を活かした数々のパフォーマンスが行われますので、こちらも楽しみです。