「企画展 かあちゃん」開催中(群馬県)

群馬県勢多郡東村、現在のみどり市東町に生まれた星野富弘さんは、事故で手足の自由を失ってしまいました。
しかし、彼は口に筆を加えて文字や絵を描き始めます。
彼が描く詩画は、多くの人に感動を与えています。

その詩画作品の中から、「母」をテーマにした作品を展示しています。

◆ 開催日:開催中 〜2019年11月24日(日)

◆ 富弘美術館(群馬県みどり市)

◆ 問合せ:富弘美術館

期間中、作品の展示だけではなく、朗読会や学芸員によるギャラリートーク、美術館サポーターによるイベントなどが行われます。

[資料提供 ぐんまちゃん家]

「三島の棒術と羯鼓舞」開催(千葉県)

千葉県君津市の三島神社祭礼の際に、氏子によって行われます。

◆ 開催日:2019年9月29日(日)

◆ 開催場所:三島神社(千葉県君津市)

◆ 問合せ:君津市教育委員会生涯学習文化課

かつて源頼朝の家来が神社への奉納試合を行ったことを起源とする棒術。六尺棒、刀、扇子などの武具を使って行われる技は、男性的な力強さを感じさせるといいます。

一方羯鼓舞は、農民が行った雨乞いを基とし、獅子を竜にたとえた舞です。
羽毛を密生させた竜頭をつけた親獅子、中獅子、牝獅子の三体がササラすりを四方に配し舞います。ササラを打ち鳴らす音は雨音を表し、花笠の垂れ糸は雨のしずく。哀調をおびた笛の音に合わせ、小太鼓を打ちながら優雅に踊る姿は、棒術と好対照です。

[資料提供 千葉県観光物産協会]

【報告】群馬県みどり市の「坂東太郎岩」に触れてきました。

実は、対岸のすぐ上をわたらせ渓谷鐵道が走っているのですが、残念ながら列車から坂東太郎岩を見ることはできません。

岩までの土地が私有地ということもあり、また途中の足場も悪いため、地元の方たちでも、その存在は知っていても実際に見たことが無いという方もすくなくないとのこと。
でも、今回は大間々観光ガイドの会の主催行事に同行させていただくことが出来ました。

わたらせ渓谷鐵道の沢入駅(そうりえき)から車。
そして、心ない人がゴミなどを投げ入れたりするため、やむなく張ったというフェンスの扉から入らせていただきました。

実は前日は雨。東京では大雨だったのですが、現地ではそれほどでもなかったとのこと。それでも、地面は濡れていますし、長い間に腐土ともなってしまっているところを降りて行くのですから、もう大変でした。
落ちていた木に助けてもらいながら、ゆっくりと降りて行きました。

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私の相棒になりました。

途中にある木や岩が頼り、その存在の有難かったこと。

そしてようやく川原へ。
ホッとしたのも束の間。もう少し上流に行かなければなりません。
それでもなんとか岩場を腹ばいになるように伝い歩いて、坂東太郎岩が見える所まで辿り着きました。

お、大きい!

関東で一番大きい岩とか。
もっと大きな岩があったのですが、それらは東京に運ばれ、都電の敷石になったとも言われています。

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普通の背丈の男性です。これだけでも、大きい、と思いますよね。

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これが坂東太郎岩の全体。やはり、大きい!

さて、大きさは確認したものの、やはりここまで来たのだから、そのてっぺんには登れなくても、せめて端っこでいいから、触れてみたい。
頑張って近づきました。
そして、岩の下から見上げた空の青かったこと。きれいでした。

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それにしても、ここまで来ると、余計に大きさを感じます。
坂東太郎岩のそばを流れる川も、こころなし他より勢いがあるような気がしました。

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この坂東太郎岩、ずーっと以前には長い面が縦になって空に向かっていたそうです。ある時の台風で倒されて、今の形に。
それでも、今もなおその形を変え続け、また川を遡っているとの話もあります。
これだけ、大きな岩ですもの、どんな話があっても納得。なんと伊勢神宮まで行ったという話もあるそうです。

普段、観光などで行った時には、この坂東太郎岩に近づくことは出来ませんが、この渡良瀬川の上流に、そんな岩が今も存在していると考えるだけでも楽しくなりませんか。

近くには、昔あかがね街道が出来た時、当時は馬での通行だった為という石畳の道や、今話題のダムカードをいただける草木ダムもあります。

これから夏に向けては、川の音を聞いているだけでも涼しくなりそう。
そして、ちょっと先ですが、秋には紅葉も楽しめます。

「生誕90周年記念 手塚治虫展」開催(茨城県)

マンガの神様とも称された手塚治虫。没後30年経った今も、その作品は日本は勿論、世界中で愛され続けています。

そんな手塚治虫の生誕90周年記念の展覧会が開催されます。

この展覧会では、彼の作品の中でも特に「陽だまりの樹」に注目し、その関連史料を特別展示します。
というのも、この作品の主人公である2人の青年は、現在の茨城県石岡市である常陸府中藩に関わりがあり、作者である手塚治虫の先祖もこの作品に登場しているからなのです。

◆ 開催日:2019年6月15日(土) から 8月25日(日)

◆ 開催場所:茨城県近代美術館(茨城県水戸市)

◆ 問合せ:茨城県近代美術館

【関連イベント】
◼️ 手塚アニメ上映「海底超特急マリン・エクスプレス」6月22日開催

◼️ スペシャルトークイベント 6月30日開催

◼️ 美術館アカデミー 7月7日開催

◼️ 学芸員によるギャラリートーク 7月21日開催

◼️ 子どものためのオープンワークショップ夏 8月24日、25日開催

他のイベントも含め、詳細、申し込み等は茨城県近代美術館へお問い合わせください。

[資料提供 茨城県東京事務所 いばらき観光物産センター]

「桑の実摘み」開催(山梨県)

先ごろ某テレビドラマで、山梨県の養蚕業が取り上げられていました。
山梨県だけではなく、東京でもまたほかの地域でも、かつては養蚕が多く行なわれ、年配の方の中には桑の実をこっそり食べたけれど、口の周りが真っ赤になって見つかり怒られたという経験を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

そんな幼い頃の思い出、またはドラマの世界を体験してみませんか。

◆ 開催日:2019年(令和元年)5月31日(金) 〜 6月9日(日)

◆ 開催場所:登美農園(山梨県甲斐市)

◆ 問合せ:甲斐市商工会

旬な桑の実を味わえるのは、この10日間だけとか。
かつて養蚕業が栄え、今もたくさんの桑畑が残されている甲斐市で、甲府盆地と富士山を見ながら桑の実摘みを楽しむことが出来ます。

よく冷えた桑の葉茶の飲み放題や養蚕体験コーナーで蚕が桑の葉を食べる様子を観察したり、手に取ってみることも出来ます。

甲斐市には、武田信玄の治水の遺構・信玄堤 三社神社や、安藤忠雄設計のモダンな駅舎・JR竜王駅舎、日帰り温泉もあります。
合わせてお楽しみください。

[資料提供 公益社団法人やまなし観光推進機構]